写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

06 2日目寧夏夜市など(2019年3月29日)

 台北について、夕食を食べようと思います。駅前の地下街をウロウロしますが、昨日と同じ店もどうかな、と思いますし、意外とラーメンとか、日本でも食べられそうなものの店が多く、これ、という店がありません。

 

 駅前の新光三越というデパートに行きます。地下に行きますが、金曜の夜で混雑していて入りにくいです。あきらめて上に昇り、駅前の露店青甘蔗汁、つまりサトウキビジュースを40元で飲んでみました。今度は台北駅2階のレストラン街へ行きますが、これも混雑。

 

 また地下街へ行きます。列車でずっと窓の右外を見ていて首も痛いし、足腰もずっと列車に座っていた上に今度は歩き回り、非常に痛いです。昨日声をかけられた盲人按摩でも試してみるか、と思ったのですが、今度は声をかけられません。さらに地下街をあちこちウロウロします。札幌の地下街のようにいくつかの地下街が組み合わさっていて、昔ながらの地下街とおしゃれな今どき風の地下街とがあります。どの時点だか忘れましたが、明日は雨の予報なので折りたたみ傘を買いました。たしか350元ぐらい。1000円以上ですがそこそこの品のよう。食事の方はどうもこれ、というところがないので、一度旅館に戻ります。

 

 駅とは反対の方向に寧夏夜市」というのがあると紹介されていたので、それなら夜市に乗り出してみるか、と出直します。ロータリー跡のようなところを過ぎて、夜市が見つかります。日本の縁日のようなものを毎日やっているのですね。露店がずらーっと両側に並んでいてかなりの人出。入り口付近に金魚すくいやエビ釣りがありました。日本人の親子がやっています。その奥はずっと食べ物の屋台。どれにしようかと思います。とりあえず一番奥まで進んで、目星をつけます。折り返して、混んでいるところは嫌ですから、適当なところへ。

 

 まず焼きビーフを山盛りにしている屋台へ。私はビーフンが大好物なので、これにします。ですが味ははじめ味がなく、途中からは胡椒がききすぎ。混ぜればよかったです。30元で安いですが、これは今ひとつでした。今度は山猪(いのしし?)の香腸(ソーセージ)を買います。35元。熱くてちょっと口の中の皮がはがれます。味はちょっとくどかったですがまあまあ。次は椰子乳を飲みます。40元。椰子汁自体は無色透明だと聞いたことがあり、水と大して変わらないらしいです。ですから牛乳でも混ぜているのかと思いましたが、このとき飲んだものは白く濁っていました。あとで調べたら、これが「ココナッツミルク」だそうです。

 

 一往復してもう一度駅前地下街へ行きます。本とか服とかがほしいし、按摩も気になります。ですが9時すぎとなり、躊躇しているうちに店は閉まっていきます。台北は9時までは賑やかなのですが、9時を過ぎると急に店が閉まり出します。地下街の出口の広場で、また夜間エアロビクスらしきものをしているようでした。

 

  結局セブンイレブンへ。寝酒を買おうと思うのですが、いいものがありません。台湾産の酒はビールぐらいで、あとは日本酒とか日本のウイスキー、韓国の酒などのようです。その他台湾産なのは養命酒のような滋養強壮酒。ビールが好きではないので、滋養強壮酒にするか、と思ったのですが、どうも焼酎に生薬を漬け込んでいるらしく、アルコール度数が高すぎで量も多く、のみ切れなさそうです。ということで断念。結局台湾産のピーチのチューハイみたいのがあったので、それを65元で買います。台湾の人は意外と酒を飲まない、と聞いたことがありますが、輸入酒が多いな、という印象でした。

 

 宿に戻ります。安宿なので冷房が効いているのですが、3月の夜にしては効き過ぎ。調節がききません。寒いのでやむを得ず風呂に入って温まって寝ましたが、北海道内は薄着、台湾では外は蒸し暑くて汗ダラダラ、旅館は寒すぎ、ということでこれでは体調を崩すぞ、と思っていたら案の定、帰国後風邪を引いてしまいました。