写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

05 写真を撮らない理由

   私は昔からなんとなく、旅行のときに写真を撮りませんでした。27年前にヨーロッパにいったときには「写るンです」という使い捨てカメラを持って行きましたが、そのときの写真もどこかへやってしまいました。その代わり、中学生のときから、就職後の一時期を除き、旅行のメモや文章の記録は残してあります。

 

 写真を撮らないのは、宮脇俊三氏の鉄道旅行記の影響があります。あと、いつも一人旅で、こうしてブログをはじめるまでは下手な写真を撮って記念に残しておく必要がなく、代わりに記録として旅行記を書いていたのと、絵はがきを購入していました。そのせいで、かなりの過去の旅行記絵はがきコレクションがあります。旅行記はだんだん公開していく予定ですが、絵はがきはネタ切れのとき、公開してもいいんでしょうかね?

 

 あとは、子供のときに一度だけ撮った鉄道写真があまりに下手で、嫌気がさしたということ。カメラを買う機会がなかったこと。一度だけカメラを購入したのですが、うまく使いこなせられなかったことなどがあります。機械音痴ですね。

 

 あと、こだわりが強く、旅行ブログを書くために写真を撮り始めると、今度はかえってそちらに気をとられ、思い通りの写真が撮れなかったらイライラしたり、へこんだりして旅行そのものを楽しめなくなる可能性が高いこと、一方でボヤーッとしているので、写真に気をとられてものを落としたり、忘れ物をしたりする可能性が高いこと、などがあります。特に海外旅行の場合、洒落にならないでしょう。

 

 しかしブロガーの皆さんのブログを見ると、やはり写真を撮るべきかな、と思いますね。近頃はユーチューバーの方々の活躍も著しく、いろいろ見せてもらっています。私もやってみたいな、と思うことはあるのですが、そういうわけで当面無理でしょう。

 

 ということで偏屈なブログとなっていますが、見捨てないで読んでいただければ嬉しいです。ほとんど見捨てられている気がしないわけではありませんが。