新年ですのでカレンダーの話。
今年、西暦2020年は令和2年。平成が続いていたら平成32年、昭和であれば昭和95年、大正では109年です。明治では明治153年。子供の頃、「昭和100年には…」というニュースを見たことがあり、「昭和100年なんて来ないだろ!」と思っていましたが、あと5年ですね。遠くへ来てしまったものです。これは天皇の即位(昭和以前は「践祚」ですが)を起点にして数えています。
ついでに日本の「皇紀」では2680年、韓国の建国神話に基づく「檀君紀元」では4353年らしいです。
台湾に行くと、「民国暦」を見かけることがあります。昨年台湾に行きましたが、たまに「108」という年数表示を見かけました。これが民国暦。中華民国成立1912年を元年としています。今年、2020年は民国109年です。
一方、北朝鮮には「主体(チュチェ)暦」があり、チュチェ思想生みの親とされる金日成主席誕生の年である1912年が主体元年です。北朝鮮系のサイトや動画でたまに見かけることがあります。今年は主体109年。
ここでお気づきになられたでしょう。2020年=大正109年=民国109年=主体109年です。まあ、このうち実際に見かけるのは台湾に行ったときぐらいでしょうが。
3つの暦の起源には何の関連もなく、全くの偶然ですが、3つの暦の数字が一致しています。ちょっと面白かったので、小記事にしました。