福岡にはＪＲのほか、西鉄電車があります。実家は西鉄沿線だったので、翌日（3月28日）は西鉄福岡駅まで行ってみました。西鉄の福岡駅は、札幌で言うと大通地区にあたる天神というところにあって、岩田屋・三越などのデパートに直接行けるようになっています。どうやらリニューアルされたらしく、大変きれいでした。地下鉄の天神駅から大濠公園という大きな池のある公園に行きました。いいところでしたが、残念ながら桜の木がなく、花見は出来ませんでした。
翌日（3月29日）に出直して、西鉄の特急に乗ってみました。西鉄には一応、赤に白の線の入った特急型、黄色に赤の線の急行型（昔の特急型）薄緑に赤の線の一般型の電車がありますが、厳密に分けているのではなく、特急型が普通に使われたり、ロングシートの一般型がときどき特急に使われたりもしているようでした。急行に主に使われている昔の特急型の方が、何か特急らしいデザインでした。
とりあえず柳川まで行ってみました。行ってはみましたが、川下り船に一人で乗るのも何だし、さりとて町中を歩くと狭い路地を自動車が結構通るので、見物はあきらめて、終点の大牟田まで行って、ラーメンを食べて帰ってきました。二日市というところで特急から普通に乗り換えたのですが、なんと昭和３３年製の１０００系という子供の頃に西鉄電車として紹介されていた形式で、嬉しくなりましたが、運転席をのぞいてみると、さすがに旧式でした。九州では、ＪＲも西鉄も割合運転席を開放していて、正面を展望することが出来ました。
次回は「つばめ」と肥薩線のことを書きたいと思います。
