写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

03  ハンコ集め

 いま、不評連載中の旅行貯金ですが、もう21年も前の旅行記なので、致し方ないかな、とも思います。ネタ切れを防ぐために大昔の旅行記をほじくり出して連載しています。このあと、2月初旬は雑記をいくつか掲載し、その後に1月に行ったタイ旅行記を連載予定。ですがこれも一ヶ月持たないでしょうから、そのあと、また47都道府県の中央郵便局巡りを掲載することになります。まあ、不評でも、過去の記録を残しておいたのでネタ切れを防ぐことができ、とりあえずよかったと思います。これが完結したあとが問題ですね。

 

 さて、「旅行貯金」ですが、郵政民営化前の記録です。当時は定額貯金ならば黙っていても主務者印を押してくれました。ですがその後、民営化され、主務者印を押さなくなりました。今でも通常貯金ならば依頼すれば局名のゴム印を押してくれるのでしょうか?ですがこれは本来的ではないと思うので、私はやらずじまいでした。

 

 今回のタイ旅行では新千歳空港での日本側の出入国印が廃止されていました。タイの出入国印はまだありましたが。昨年来の一連の旅行では、台湾・ロシア・タイは出入国印をパスポートに押してくれましたが、韓国は入国印だけでした。そのうちこの「出入国印」も廃止されるのかもしれませんね。旅の記録として集めるのが楽しいものの一つでしたが。

 

 ちかごろIT化の影響で、「ハンコ文化」がやり玉に挙げられることがあります。ですが時代に遅れている私としては、ハンコ文化がなくなるのは惜しいなあ、と思います。郵便貯金の主務者印に続いて出入国印もかあ、と思ってしまいます。

 

 私は病的なコレクション癖があります。犯罪につながる、わいせつ癖や盗癖、酒癖でなくてよかったとは思いますが、でもいろいろ問題がないわけではありません。何でも集めてしまうのです。その結果、庶民暮らしなのに、モノであふれてしまうことになります。そんな中で、「ハンコ」というのは場所を取らないので結構いいコレクションの対象です。

 

 私の場合、コレクションとして、本来実用性のあるものをコレクションとして集める傾向があるのですが、ハンコ集めができなくなるのは寂しいなあ、と思います。

 

 今、寺社の「御朱印集め」がブームだそうですが、これにはなぜか食指をそそられません。近代的なハンコ文化がすたれつつあるなかで、むしろこうした前近代的なものしか集めようがなくなっているのかなあ、いう印象を持っています。

 

 郵便局のハンコや、出入国印の代わりとなる、何かいいコレクションの対象はないですかね?あったら是非教えてください。