写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

30 タイ旅行記を終えて<その3>(2020年1月)

 タイ旅行の感想続き。これで最終回です。

 

  ブログの書き方について

    ブログ指南に、かかった費用を書いた方がよいというのがありましたので、今回、買い物をするたびに値段を記録し、極力ブログに掲載しました。あと物価水準の記録という意味もあります。正直、半分は自分の記録ですから、読者によっては鬱陶しい、と思われた方もいるかもしれません。

 

 読まれるブログは相手に役に立つようなものでないといけないのですね。今のところは自己満足です。線路市場に行くとき印刷して持って行ったようなブログがいちばん役に立つブログなのでしょうが、最新情報を求めて何度も外国に行ってデータ更新するわけにもいきません。

 

 まあ、今回のタイ旅行記はこれまでの旅よりもハプニングが多かったので、そういうものに焦点を合わせればより面白くなったかもしれませんが、こちらはとりあえずストーリーを構成する、というよりは時系列を追って起きたことをとりあえず書いていこう、という方針です。小説やエッセイでもないので、その前段階としてのまとめといったところです。続けて読んでもらうには韓国ドラマのように、危機一髪、というところで「つづく」にすればいいのかな、などと考えたりもしましたが、どうでしょうね?

 

 子供の頃だと思いますが、日本人の旅行記は景色描写や感想の類ばかりで実際に旅行に行くとき全く役に立たない、それに対してイギリス人の旅行記は行き方や時刻を書いてあって役に立つ、というのをどこかで読んだことがあります。

 

 両方の長所を合わせたものが宮脇俊三氏の一連の鉄道旅行記だったと思いますが、氏の著作は後期になると面白みが薄れてきます。何でも、それまでは一人旅が基本で、細かく取材メモを取っていたそうなのですが、あるときから印象に残ったことだけを書けばよい、と思うようになったそうです。それと海外旅行が中心となって編集者が同行するようになったり、年を取って行動力や筆力が落ちてきたのもあったのかもしれませんが、ある時期からマニアックな面白みが薄れてきました。

 

 それはともかく、今までの私の旅行記は時系列的にあったことを覚えている限り書きまくっています。いずれこれを整理してもっと他人の役に立つ記事を書くことができればいいいな、とは思っています。

 

 タイにまた行きたい…
 実際に行ってみて、タイにまた行きたいなあ、と思うようになりました。鉄道もまだ名所と言われるところだけも、ラオスへの道路鉄道併用橋とダム湖の橋、の2カ所残っていますし、線路市場は再訪したい、泰緬鉄道はへたりましたが、一応完乗したので、今度はもうすこし要領よく、クワイ川鉄橋を歩いて渡ったり、博物館も見たらいいでしょうね。

 あと、できればシンガポールまで列車で行きたいし、あるブログで「世界中を回っていちばんいいと思ったところはタイのチェンマイだ」というのを読んだので、チェンマイも行ってみたいですね。

 バスの車窓からちらっとスポーツ店街をみかけたので、バンコクのことをもっと調べて、ソウルのように特定の業種が集積しているところも探索したいし、もちろん水上マーケットのリベンジ、その他あれこれ。1回目でしたから、おっかなびっくりでずいぶんおかしな体験もしましたが、バンコクの町の地理感覚もできたし、2回目の方が今度は多少慣れているのでもう少し行きたいところへうまく行けるのでは、と思います。

 ですがタイの場合、タイ文字が読めないのが致命傷です。ハングルやキリル文字のように私のような者でも固有名詞ぐらいは読める、というレベルにはすぐ達しそうもないです。まあ、あと、ニューハーフショーやムエタイの試合観戦というのも名物ですが、これは日本でも行きませんから、再訪しても難しいでしょうかね?

 マッサージはファランポーン駅前の店程度でいいので再訪したいです。まあ、こんなにあちこち海外旅行に行く年はなかなか訪れそうもないですので、夢と終わるかもしれません。

 タイもそれなりに広い国ですから、満足するまであちこち回ると、かなりの日数が必要です。ですがそう何回も行けないでしょう。他の国にも行ってみたいし、でも今年のように夏も冬も時間がある、という恵まれた状況にはなかなかならないものです。

 

 とりあえず香港が残っています。最近は中国の肺炎の話ばかりで報道されませんが、香港情勢はまだ不安定なのでしょうか?まあ、肺炎の件もありますし、中国大陸自体が敬遠気味ですね。

 

 正直、目が疲れているのにこれだけの旅行記を書くのは相当疲れました。最初の台湾旅行記から比べると、だんだん詳しくなりすぎて、長くなってしましました。ものの値段とか行ったところとかを相当細かく書くようになっていますので、やむを得ません。

 

 とにかく、読んでくださった方々、本当にありがとうございました。今後数日は雑記になります。読んでやってください。