写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

04 博多~高松まで(2000年1月4日~5日)

 四国の話です。1月4日21:15博多発の「ふるさとライナー九州」で出発。列車名は違いますが、夏に乗った「ムーンライト九州」と同じ列車です。夏の時は夜行長時間乗車に閉口しましたが、今度は覚悟して乗ったせいか、確かに疲れましたが、前回ほどではありませんでした。

 

 姫路1月5日5:13着。岡山で降りればいいのですが、早朝過ぎるのと、高松で郵便局が開局するまで待っていなければいけないので、いったん姫路まで行って、岡山まで戻ることにしたのです。姫路発5:32の岡山6:57着。7:13発のマリンライナー7号」で、高松に向かいます。宇野線も途中までは単線です。瀬戸大橋を通ったのはもう5~6回目(道路含む)ですが、今回、震災を経て、日本の土木技術への不信感が生まれつつあるせいか、単に久しぶりのせいか、ちょっと恐怖感を感じました。瀬戸大橋は道路より鉄道の方が真下の海が見えるのでスリル感があります。

 

 高松着8:11。駅は連絡船がなくなったので大改装中、元の駅の少し手前に仮駅をつくってそこが終点になっていました。9時に中央郵便局で貯金して、9:32までに列車に乗らなければいけないので、少々緊張です。

 

 地図ではわかりにくそうな所に高松中央郵便局があるので、見つかるか心配でしたが、案内標識を見つけて徒歩15分ほどで到着。三越の隣でした。まだ30分ほどあるので、早朝開いている讃岐うどんの店はないか、とアーケード街を探し回りましたが、残念ながらありませんでした。香川では農村の一軒家や製麺工場でもおいしいうどんが食べられると聞いていたので、早朝開いている店もあるのでは、と期待していたのですが。

 

 9時になってすぐ高松中央局で貯金をしました。係は手際の良いおばさんで、わずか2~3分で手続きはおわり、正月のせいか置物の景品を貰ってきました。ハンコもきれいに押してくれました。幸先良いスタートです。

 

 15分で高松駅に戻り、意外と余裕があったので、絵はがきを買ったあと、駅うどんを食べました。1988年、最後の宇高連絡船に乗ったとき、高松駅の駅うどんがおいしくて印象に残っていました。それ以来「長野駅の駅そばはまずいが、高松駅の駅うどんはおいしい」といいふらしていたのです。ですが、結果からいうとがっかり。仮駅のせいか、業者が、市内にチェーン店を展開している「かな泉」から、駅弁業者に変わっていて、麺はまあまあでしたが、汁が今一つでした。

 

 徳島行き列車は、0番ホーム発で、変なところから発車するので場所がわからず、危うく乗り損ないそうになりましたが、何とか間に合いました。徳島の話は次回に。