昨日まで連載した、20年前のあちこち旅行記の感想です。基本的に当時書いたものをリライトしています。
日韓共同きっぷについて
このきっぷ、1988年に発売開始になって、一時は札幌発もあったようです。でもそれは2006年、その他に地域も2015年になくなったようです。以下は当時の記録。
インターネットで見た、日韓共同きっぷを買った人の体験談でも、座席指定はオンライン化されていなかった、とのことですから、オンラインでの指定はどうやらどこでも出来ないようです。釜山で12時の列車に替えて貰うよう交渉しようかとも思いましたが、そんな語学力もないし、元々割引切符なので規定的にも出来ないのでは?と考え、早々にあきらめました。
大阪以東では確か高速船は使えなかったと思います。博多発の高速船利用の設定がないのは、コスト的に割が合わないからでしょう。でも小倉発のを買わなければならないのはなんだか変です。博多発を小倉発より心持ち安い程度で設定すればいいのに、と思いました。それと今回「JTB時刻表」を持っていったのですが、こちらには「JR時刻表」と違って日韓共同きっぷの案内がありません。JTBではこのきっぷをあまり扱っていないのでしょうか?
日韓共同きっぷは今時珍しい手書きの切符です。確か、はじめJRと日本旅行でしか扱っていなかったようです。さすがに札幌から使う人はいないでしょうね。買いに行ったらびっくりされるのではないでしょうか?
讃岐うどんについて
グルメ番組で讃岐うどんが紹介されると、決まって看板も出していないような小汚い農家と区別つかないような店や、製麺工場の片隅が店になっているようなところが紹介されています。何でも自分で畑に行ってネギを切ってこなければいけない所もあるそうで、香川のうどん文化は独特だな、と思わせられます。うどんの消費量は、やはり香川県が一番だそうです。
JR四国のロングシート車について
JR四国の片側ロング・片側クロスシートのディーゼルカーの座席配置、細かい説明をするとややこしい座席配置なのです。文章でどう表現したらいいのか困ってしまいます。図に描いてしまえば簡単なのですが。
2020年現在では、あちこちの普通用電車やディーゼルカーがロングシート化されていますね。私はロングシートが嫌いなので、何とかして欲しいのですが。
愛媛の魚について
南予地方一帯は魚料理がおいしいようです。鯛めし、というと、鯛の炊き込みご飯を連想するのですが、八幡浜の鯛めしはいい意味で裏切ってくれました。ただ、豊後水道を挟んで大分に水揚げされた魚は「関さば」「関あじ」とよばれて高値で取り引きされるのですが、同じ水域で獲れても四国側に水揚げされるとブランド性がないので安いんだそうです。何だか理不尽です。
185系は国鉄末期、JR分割をにらんで経営の苦しくなりそうなJR四国が車両増備しなくてもやっていけるように、ということでつくられた車両です。しかし結局JR四国は2000系なんかをつくって、余った185系は、一部がJR九州に譲渡され、一部は普通に使われているようです。伊予鉄道は鉄道線が三つ(高浜線・郡中線・横河原線)と市電(環状線・本町線・道後線<環状線とか道後線という言い方は正式のものではないようです>)があります。私はJR松山駅前から伊予鉄松山市駅前までの市電と鉄道線の松山市~三津間に乗ったわけです。松山市駅ではローカル私鉄では珍しい3路線同時発車も見られるそうです。高知の土佐電鉄は全線路面電車ですが、列車の窓から眺めると、岐阜のように道路の片隅を走っている路線もありました。
瀬戸内の航路はいろいろあります。松山の港も松山観光港・高浜港・三津浜港・堀江港などいろいろあってわかりにくいです。
四国もずっと訪れていません。20年前の感想ですから、掲載しようかどうか迷いましたが、一応載せておくことにします。