写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

05 盛岡から弘前まで(2000年8月8日)

 盛岡からの話ですが、とりあえず駅弁を買わないといけません。時間がないのでホームの立ち売りしてるかな、と思って行くと、見つかりました。「盛岡味めぐり」だか「味くらべ」だかいうのを買いました。伯養軒の弁当です。伯養軒は東北各地で営業しているのでありがたみがないですが、急いでいたので仕方ありません。先に進むと他社の立ち売りもいて、あれにすれば良かった、と思いましたが、まあいいでしょう。味も量もまあまあでしたし。

 

 「陸中」が到着して5分後、13:41発「スーパーはつかり11号」で青森へ戻ります。自由席の最後尾に乗ったら横に警察官に連れられた老人が乗っていました。麻薬かなんかやっていたのか奇妙な言動を繰り返し、おやおやと思いつつ乗っていました。天気は不安定で途中豪雨の区間もありました。青森15:48着。

 

 青森へいったん戻ったのは貯金のためです。盛岡で24局目になり、新しい通帳に切り替わるので中途半端な秋田よりは本州最北端の青森の方がいいかな、と思ったもので。今回、旅行貯金の話は別に書きますので省略。終わったあとにどこに泊まろうか、ということになります。

 

 何となく青森で泊まるより弘前で泊まろうか、と思い、青森17:18発の701系普通で弘前へ。弘前18:03着。これが失敗。まず、駅前案内所が閉まっていました。で、仕方なく駅前の安そうなホテルに行くと満室。「裏のホテルなら空いていると思います」といわれて行ってみると7500円以上。「いいです」と言って退散。電車から見えたホテルも電話をかけると満室。

 

 仕方ないので時刻表に載っている6000円台のホテルに手当たり次第電話をかけようか、と思い、弘前グランドホテル」というところにかけたら「空いています」とのことでひと安心。歩いて20分、といわれて嫌になったのでバスに乗ろうと思い、案内所で訪ねると案内人のおばさんは帰るところで機嫌が悪かったのか、路線は教えてくれたのですが、どこで降りるのか聞くと「運転手に聞いて下さい」とそっけない返事。

 

 言われた路線のバスがしばらくなかったので歩いていくことにしました。昨日より1000円以上高いところに泊まるのにタクシーだともっと高くつくので。なかなか現れないので不安になりましたが、25分ほどで発見。部屋は広いのですが、だだっ広いのも何だかなあです。盛岡のホテルがうまく行き過ぎでした。

 

 遅くなったのでホテルのレストランで食事しようとしたら、閉まっていました。フロントの人が開けてくれましたが、ウエートレスは「8時半で終わりですから早めに食べて下さい」とのこと。ちょっとしたことですが弘前の印象は何だかあまり良くなかったです。