写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

07 盛岡冷麺(2000年8月9日)

 さて、旅行の続き。盛岡に着いたあと、朝から何も食べていなかったので昼食。花輪線の中でこの前見つけた洋食屋にしようか、それとも盛岡名物冷麺にしようか考えていましたが、結論がでないまま駅に着きました。

 

 とりあえず駅をでて、洋食屋に行ってみましたが、定休日なのか昼は開いていないのか、休みでした。ということで昼食は冷麺に決定。でもどこで食べたらいいかわかりません。仕方がないので、困ったときの地下街だのみ。「フェザン」とかいうところの地下の食堂街に行くと、焼肉屋があって、冷麺がありました。

 

 冷麺を注文しましたが、後から入ってくる人はみんな「冷麺セット」を注文しています。メニューをよく見ると、冷麺が900円なのに、冷麺とビビンバのセットは980円なのです。これは失敗でした。でも注文を変えるのも億劫なのでそのままにしておきました。

 

 冷麺はスープがおいしく美味でしたが、横の人達が食べているビビンバもおいしそうでなんだか損した気分。ということで冷麺&ビビンバを食べたーい、という気分だけが残ってしまいます。そこで先日、(当時札幌にあった)そごうの上の焼肉屋でこのセットを食べましたが、いまいち。昨日もおなじ組み合わせを家でつくりましたが、冷麺のスープがまずい。また今度盛岡を訪れる機会があったら今度こそは冷麺ビビンバセットを食べるぞ、と誓うのでした。

 

 しかし、なぜ盛岡で朝鮮式冷麺(ちょっと違うけど)が名物になったのでしょうか?むかし盛岡出身の大学のゼミの教授に聞いたことがありますが、この先生が盛岡にいた頃はそんなものは名物ではなかったそうです。でもいまや「わんこそば」をしのぐ勢いです。「盛岡冷麺は実は札幌発祥」という説もあり、謎は深まるばかりです。