半年前のタイ旅行記の補足として書いていた文章が、「下書き」に残っていました。あれからもうじき半年。時のたつのは早いものですね。とくに今年はコロナ騒ぎでほぼ全面的に旅行に行けない状態になってしまい、たった半年のことで隔世の感を覚えます。
この記事「旅行記を終えて」に載せるつもりが、書きかけのまま、忘れていたようです。せっかく書いた文章なので、一部リライトして埋め草として載せておきます。もしかしたら以前の旅行記と重複しているところがあるかもしれません。旅行したのは2020年の1月です。あのときはまさかコロナ騒ぎがここまでになるとは思いもよりませんでした。
このタイ旅行を含めて1年以内に海外に4回も行ったので、バチが当たったのか、それともこうなる前に思いっきり旅行しておいてラッキー、と感じるか、半々ですね。私はネガティブなので、バチが当たったのか、という感が強いですが。
この夏もどこか行けないかなあ、と画策していましたが、とても無理そうですね。以前のタイ旅行記を読んでいない方はこの際読んでくださると嬉しいです。
タイ旅行の苦労について
まあ、このタイ旅行は、率直に言うと、やはり韓国台湾のようにはいきませんでした。ロシアと比べても、もう一段苦労をしました。言葉を一切知らないで行くのですから、片言の英語オンリーです。行く前に結構行っている人がいるけど本当に大丈夫かなあ、と思っていたのですが、やはりハプニングは起きるもんです。まあ帰ってこられたのでよしとしましょう。
苦労した部分は本編のタイ旅行記を読んでもらうとわかりますが、思い返すとよく乗り越えたなあ、と思います。ですが旅の後半、なかなか思うようにいかなかったり、失敗したことがありました。苦労したことより、そっちの方が残念でした。
前半の苦労した部分と後半のいまいちだった部分は、それぞれ、やはり私の性格が反映してしまったんだろうと思います。いざというときにやはり自分の性格が出るもんです。韓国でも台湾でもロシアでも、特に急に連絡しなければいけない場所もなく、とりあえずスマホなしで済ませたし、急に買ったところで使いこなせられない、機種によって値段がずいぶん違い、値段や電話料金もよくわからないので、見送りました。ブログのネタとしては異端の旅行記として面白いかもしれませんが、これで相当厄介な旅行になました。こんなことで東京のカスタマーセンターや国際電話を何回もしたので、これでは最終的に高級ホテルに泊まるのと値段があんまり変わりません。
タイかベトナムか
タイは一応自由主義国ですが、ベトナムは社会主義国ですし、経済もベトナムより多少発展しています。ベトナムかタイかといえば、とりあえずはタイかな、と思います。ラオスまで、と考えてガイドブックも買ったのですが、欲張りすぎで行きませんでした。またタイに行く機会があれば検討しますが。
線路からは裏が見える…
メークロンの線路市場に行くとき、途中で列車が止まったので、結果的に鉄道の他、近代的な道路交通も経験したのですが(といってもトラック改造の簡易バスに乗ったのですが)、鉄道は家々に背を向けられてたてられています。見える道路も裏路地です。ですから裏側が見えます。そして陰鬱な林に囲まれ、ジメジメした運河なのか湿地なのかわからないところを通っています。線路市場は珍しく店が線路に顔を向けているから、名所になるわけです。
ところが道路はタイ文字やタイ独特の建物を除くと、日本の郊外のよう。当たり前ですが、店は道路に顔を向けています。道路はタイの近代的な表側、鉄道は古くからの裏面を見せてくれます。どちらか一方だけでは、同じところに行くにしても全然違った印象になったと思います。えらく苦労しましたが、タイの二面性を意識し出すきっかけになりました。