写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

02  金沢で甲箱がにを食べる(2000年12月27日)  

 さて旅行記つづきです。富山で降りたのは、もちろん郵便局に行くためです。富山中央郵便局は駅前です。列車が遅れて着いたので急いで行きます。局員はチャラチャラした感じの若い男の子でした。私の前の老人客とタメ口で話すような人でしたが、経験上、こういう局員はきちんとハンコを押してくれます。やってみると果たしてそうでした。

 

 走って富山駅に戻りました。途中気づいたのですが、富山のバスは岩手と同じような水色で、しかもボロが多いです。富山の人は以前から質素だというイメージがありますが、こういうところにも県民気質が表れているのでしょうか?

 

 駅に戻ると16:06。次の「スーパー雷鳥」は16:08なので、ぎりぎり。ですがここで絵はがきを買っていないことに気づき、迷いましたが、結局2階のステーションデパートで絵はがきを買いました。

 

 北陸本線は特急街道なので、すぐ次の特急がくるだろうと思っていたら、次の特急は1時間後で、これなら16:35発の普通の方が早く金沢に着きます。ということで普通で金沢に向かうことにしました。

 

 金沢着17:34。郵便局が閉まるまで25分しかありません。金沢には昔住んでいたので、金沢中央郵便局はどこにあるか知っていました。しかし、バスで2~3停留所、といった距離のところで、歩くと20分ぐらいで行けるか怪しいし、しかしバスの本数の少ない路線沿線なのでバスがタイミング良くくるか怪しいです。しかも金沢駅は大規模な工事中で少し迷ってしまいました。

 

 こうなると禁じ手。タクシーに乗りました。タクシーで行くと簡単に行ってくれるので、道を聞くのと同様禁じ手にしていたのですが、ここでついに封印を解いてしまいました。もっとも局の位置を知っている金沢ということで、例外ということにします。

 

 ここは若い女の局員。もしかしたら、と思いましたが、やはりハンコをきちんと押していません。押し直しを頼んだら快くやってくれましたが、今度は強く押しすぎで裏まで跡が付いてしまいました。

 

 景品に昆布までもらって(こういうのはかえって迷惑)帰りは歩いて駅まで戻り、駅前のホテルに泊まります。金沢でホテルに泊まるのは2度目ですが、今回はインターネットで予約したので4000円で泊まれました。

 

 ところがそのホテル(別館だった)は閉まっています。やっぱりインターネットはあてにならんか・・・と愕然としましたが、向かいの本館に行ってみると、本館に部屋を用意しているとのこと。本館の方が建物もきれいそうだし、これは儲けものでした。まああらを探せばありましたが、この値段でバストイレ付きはお得です。

 

 気分をよくして金沢駅へ。おみやげと食事のためです。絵はがきは以前買っているのでここでは買いません。お菓子を買いました。この際食事は私の大好物の「甲箱がに」(ずわい蟹の雌)を食べよう、ということにしたのですが、駅の食堂街はかにのセットがないか、あってもずわい蟹の高いセットです。

 

 ところが一軒の居酒屋に「甲箱がに1100円」の貼り紙。私が普段利用しない居酒屋だし、混んでいたので躊躇しましたが、かにの魅力には勝てず、中に入りました。一緒に頼んだ甘えびの刺身は高い割には量が少なく、失望しましたが、かには絶品。甲箱がにのほうが内子外子という卵があるし、まあ身は少ないですが、安いし、地元民はずわい蟹なんか食べないでこちらを食べるのです。たぶん10年ぶりぐらいにこの蟹を食べて妙に感動。

 

 品書きを見ると「どじょうの蒲焼き」とか、「ふかし」とか、懐かしい物が並んでいます。こちらの方が甘えびよりよっぽど安い。お腹いっぱいになったのと甘えびが高かったので食べませんでしたが、地元のおいしい物を安く食べるためには思い切って居酒屋に行く方がいいのかも知れません。珍しく勘定を払うときに「おいしかった」といって帰って寝ました。