写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

07 岐阜中央郵便局でついに…&名古屋に戻ってひつまぶし(2000年12月29日)

 旅行記続きです。

 

 名古屋で思いがけず時間をとったので結局名古屋グルメ探訪はできず、16:15名古屋発。とりあえずあきらめかけていた岐阜中央郵便局に間に合いそうなので急いでいきました。16:39岐阜着。岐阜局は駅から徒歩圏内でしかも車窓から見えたので安心。

 

 急いで歩いて岐阜中央郵便局に行き旅行貯金をしました。ここもまた若い女性局員。またもや愛想はいいのですが、ハンコは不鮮明でだめ。やり直しを頼んだところ、今度はこころよくやってくれたものの、印字位置がずれている上にまたもや不鮮明

 

 「岐」の字はわかるものの「阜」の字はつぶれて判読が難しい状態です。今までは押し直しでもうまく重ねて押してくれていたので安心していたのです。「これ以上だめですか?」というと局員は「すいません」と申し訳なさそうに謝ったので仕方なく出ていきましたが、馬鹿馬鹿しさもここに極まったという気持ちです。一日4局はやはり無謀だったか、とか、もうやめようかな、なんて思いつつ、とぼとぼ歩いていきました。

 

 実はこの時点までこの夜乗る予定の列車の指定を取っていませんでした。2回ほど購入しようと試みたのですが、満席だったのです。だめだったら自由席、しかも立席だったら悲惨だなあ、と思いつつ、岐阜駅で並ぶと、博多行き「ふるさとライナー九州」は依然満席だったものの、広島行き「ふるさとライナー山陽」にやっと空きが見つかり購入。ホッとしました。ホッとしたせいか、申込書を書くとき使用したシャープペンシルを置き忘れてしまい、あとで「しまった」と思いましたが。

 

 この列車、京都発が23時過ぎなので、まっすぐ行くと時間を持て余します。そこで名古屋に戻り、何か食べることにしました。「きしめん」と「みそかつ」は2年前食べたので、「うなぎのひつまぶし」を食べることに決め、岐阜発17:30発特別快速で名古屋に戻りました。名古屋17:48着。

 

 松坂屋の上に名店の支店がある、と以前テレビで見たことがあるので、そこに目星をつけました。ところが上に行ってみると、ありません。どうやら駅前店ではなく、栄店だったようです。しかも札幌地下街と同じチェーン店が何軒もあります。一軒「ひつまぶし」を出している店を見つけましたが「東京○○」という店で、興ざめ。

 

 今度は隣の名鉄百貨店に向かいます。ここは古い建物なのか、エスカレーターが古く、しかも何階かごとに位置が変わり、面白かったです。一番上に上がると売場の陰に隠れるように地味な食堂街があり、そこに一軒のウナギ屋があったのでそこに入りました。客は一人もいませんでしたが、もう面倒くさいので仕方ありません。「ひつまぶし」を食べてみると、なんだかなーという感じです。焼き方が関西風なのはともかくとしても、味自体さほど感心しませんでした。

 

 テレビでやっていたのですが、3膳分あるので、3回に分けてそのまま、お茶漬けなど3種類の食べ方をして楽しむらしいのですが、2つまでわかったものの、3種類目がわかりません。聞くのもなんだかいやだし、他の客もいないのでまねもできません。だいたい店員はどこかへいなくなっています。まあ3種類目は薬味を入れて適当に食べ、さっさと退散。京都に向かいます。