さて、波乱の韓国編開始。実は今回、欲張って沖縄行きまで画策して、それメインのつもりで、航空券を取っていました。ということで、韓国は行かないか、行っても釜山一泊二日だけのつもりだったのですが、「コリアレールパス」の存在を知り、さらに欲張って行ってしまったわけです。
2001年１月４日、博多港発のジェットフォイルに乗ります。実家から天神経由の乗り継ぎなしで港に行けるから便利です。福岡のバスは天神や博多駅程度なら時間を調べなくても乗れるし、天神行きはさらにそこからいろいろな方向へ行くので乗り換えなしでかなりの場所に行けて感心します。
朝６時半過ぎ出発。博多港には７時過ぎにつきました。ここで電話予約してあったビートル（ジェットフォイル）往復券と、コリアレールパスの引換券をもらいます。こちらは釜山駅で引き換えるそうです。往復券は２万４０００円、レールパスは５２００円ぐらい。（３日間用）天気は良くありません。
前回の下関港はもう韓国ムードいっぱいだったのですが、こちらは日本ムード。あまり外国に行く気がしません。３度目ですから緊張感もなく、出国審査を終えて８：４５発。船は日本側の「ビートル二世」ではなく、韓国側の「ジェビ（つばめ）」でした。
船がでるといきなり揺れる揺れる。案内では「揺れない快適な船旅」ということだったのですが・・・。この日は高波がひどく、大変でした。吐く人もいたようで、トイレはずっと使用中です。子供が「もう嫌だー」と叫び、こちらもこんなのに乗るんじゃなかったと思いました。どうせならこのとき欠航にすれば良かったのです。幸いにも朝御飯を食べてこなかったので、吐かずに済みましたが、気分最悪。仕方ないので途中から目をつぶっていました。対馬が見える頃になると波もおさまってきたようで、「おーあれが対馬か」と見ていました。
対馬が見えなくなって一時間もたたないくらいで釜山港が見えてきました。こちらは晴れていました。予定時間１１：３５着のところ１２：００頃着。今回は急いで入国審査のところに行ったので、さっさと入国できました。両替をして、駅に向かいます。
