私は6月か7月頃、年に一回程度「さくらんぼ」を買って食べます。こちら北海道では余市町や仁木町が産地のようで、こちら産のものが目立ちます。ただ、値段が400円から500円程度と決して安くはないので、1年に一回、という程度ですね。
子供の頃はさくらんぼと言えば缶詰に入っていて真っ赤な食紅で色づけされていました。そしてフルーツポンチとかケーキの上に載っているもので、単体で食べた覚えはほとんどありません。
子供の頃は西日本にいたせいかな、と思うのですが、成人後に北海道に来た後も、そんなに食べることはなかったかと思います。いつ頃から食べるようになったのかな、というと正確には覚えがありませんが、思い当たるのはアメリカンチェリーの輸入自由化が問題になった頃ではないかと思います。
アメリカンチェリーより日本のさくらんぼの方がおいしい、といわれて、むしろその頃から日本のさくらんぼをあちこちで見かけるようになり、食べてみたらおいしかった、ということになって毎年買うようになった気がします。
ネットで調べてみるとさくらんぼの自由化は1978年、「全面自由化」は1992年のとのこと。個人の印象ですが、まず日米経済摩擦でアメリカンチェリーが全面自由化され、それに対する日本のさくらんぼの危機が語られ、それによって日本のさくらんぼのおいしさが認識されて一般に広まっていった、という展開をたどったように思います。
私も当初アメリカの圧力に反発し、応援の気持ちで買ってみたら本当においしくて、以後単純に「おいしいから」と思って買うようになったように思います。そういえばアメリカンチェリーをいまだに買ったことがありませんね。
もうひとつ、私はこの時期になると「すもも」をやはり一回程度買います。これは子供の頃から食べていました。普通の桃も嫌いではありませんし、昔住んでいた岡山は桃の名産地でもあったので白桃も食べていたのですが、やはり高級感があり、庶民がやたらに食べるものではない、という印象を持っています。
すももの方が多少庶民的で、酸っぱいのが自分の好みに合ったこともあり、スモモを好むようになりました。今は「すもも」というより、「プラム」と言った方がとおりがいいのでしょうかね?
ところで、漢字で「すもも」は「李」ですが、何で中国や韓国には「李」姓が多いのでしょうかね?特に韓国では多すぎると言っていいくらいです。中学の時だったか、授業で「季」と書いた教師に間違いを指摘したことがありました。意地悪い生徒だったのですね。
あとやはり中学のとき、文通をした韓国の子がやはり「李」さんでした。もう全く音信不通ですが、元気に暮らしているのでしょうか?韓国人の場合、同姓同名がむやみに多いので、今、名前で検索しても「この人だ」と思うような人物にヒットしません。
果物の話を書くつもりが子供の頃のちょっと甘酸っぱい話になってしまいました。先日さくらんぼを買ったのでこの記事を書くつもりになったのですが、すももはまだ買っていません。夏の間に一度買っておこうと思います。