写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

13 仙台と松島花火大会(2001年8月15日)

 山形という町は個性がなく、それにとにかく暑いです。住んでいる人には申し訳ないですが、あんまり住んでみたくなるような町ではないです。ですから福島の印象と混同している部分があるかも知れませんが、とにかく、山形中央郵便局に向かいます。

 

 ここは歩いて10分ほどでしょうか。案内標識がありましたので迷わず行けました。担当者は30代ぐらいの男性。また限度額のことを言った気がします。ハンコは問題なし。バス停があったので乗ろうかと思いましたが、そんなに遠くないので歩こうか、と思い直して歩き出してしばらくしたところでバスが来ました。まあそんなところです。

 

 絵はがきを買って山形15:43発の仙山線快速仙山18号で仙台へ。また進行方向向きに座れません。座席数が少ないのでしょう。景色は東北の山岳路線らしいものですが、奥羽線の方が若干いいかな、という感じでした。宮城県に入ると曇ります。峠を越えてすぐ仙台市になりますが、深い谷の傍らにマンションなんかが建っています。だんだんと市街地に入って16:46仙台着。

 

 早速仙台中央郵便局へ。駅の目の前なのかと思いましたが、少し歩きました。局舎は少し古いビルです。局員はおじさん。じろじろ通帳を見たあと、手続きします。ハンコは問題なし。この日はみんなおじさん系でじろじろ見たあとハンコをきちんと押す、というパターンでした。とにかくこれで45局終了です。あとは札幌と那覇のみ。今回は静岡の女局員以外はきちんと押してくれました。やり直しまで頼んだのは一局もありませんでした。

 

 帰りは仙台から夜行列車に乗ることにしましたので、時間があります。商店街やショッピングビルをウロウロしましたが、大したものもないので、仙石線に乗ることにしました。仙石線は延長されてあおば通駅が始発です。仙台駅とは地下通路でつながっています。

 

 18:02発の松島海岸行きに乗ります。103系なのでロングシートです。ですが混んでいますので外はほとんど見えません。ちょうどラッシュアワーの時間帯ですし、浴衣姿の人もいます。どうやら松島で花火大会があるようです。あまりお祭り好きではない私は、しまった、と思いましたが、もう仕方ないので行きます。途中で地上に上がります。本塩釜付近では少し港が見えました。

 

 薄暗くなった松島海岸には18:43頃に着きました。大混雑です。やはり花火大会でした。はじめの予定では東北線松島駅まで行って帰って来るつもりでしたが、そもそも案内板までたどり着くのも一苦労で、行ってみたら1キロあるとのこと。通常ならどうってことないですが夜の人混みの中ではどうにもなりませんので断念。

 

 有名な五大堂でも見られないかと思い、人混みの中を海岸に歩いていきます。屋台が並んでいます。結局どうにもならないのであきらめて帰ることにしました。

 

 でも夜の屋台なんて何年ぶりでしょうか。何年、というより、覚えていないくらいの昔、小学校の低学年の時以来ではないでしょうか?花火大会自体は何度も見ていますが、夜の縁日的なところはもう25年以上行っていない気がします。こんな私でも、少し感傷的になりました。

 

 階段を登って駅ホームに戻るとちょうど花火大会が始まりました。10分ほどそれを眺めていると電車が来たので乗ります。松島海岸19:17発。今度はガラガラ。19:47分、仙台駅で降りました。