写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

04  今度は芸備線(2002年1月4日)

 1月4日、この日は広島行きです。中央郵便局めぐりと並行してかつて利用した郵便局めぐりというのをやっているのですが、年末の28日に岡山の郵便局を巡ったので、残るは広島に実家があった時代の郵便局を巡ろう、というわけです。

 

 庭瀬駅6:27発。電車の中では寝ていました。尾道で絵はがきを買いたかったのですが、早朝で売店が開いてなさそうだし、広島にもあるかな、と思って通過。広島駅も過ぎて9:22西広島着。バスで昔の実家があった山奥の団地に行って貯金。

 

 その後もう一局に行こうと思ってバスに乗ったら、10年のうちに新しいルートが出来たらしく、西広島駅を通らない路線で、仕方なく中心部まで乗って紙屋町西から市電に。かなりの時間ロスでした。この電停は、あの恨みの広島中郵便局の近くです。(覚えていますか?)

 

 この電車は宮島線直通なので、高須という駅まで乗って貯金。この日の2局はいずれも押し直しでした。やはり若い女性局員は駄目です。広島電鉄西広島駅に戻り、確か11:15発でなかったかと思いますが、これに乗って11:21広島駅着。

 

 盛岡冷麺讃岐うどんときたので、麺シリーズ(?)第三弾。広島でお好み焼。なぜお好み焼きが麺シリーズ?と思うかも知れませんが、広島風お好み焼きはそば入りです。ちょっと強引ですが。

 

 広島は駅地下がないという大都市には珍しい構造です。最近まで地下街そのものがなかったのですが、紙屋町の地下に最近出来たようでした。で、駅ビルを登っていくと、レストラン街あり。一軒ぐらいお好み焼き屋があるだろう、と思っていたのですが、何とその一角はミニお好み焼き村状態です。しかも11時過ぎなのにどの店も混んでいて、行列の店もあるくらいです。で、結局、その中の比較的空いてる(といっても空席が一つ二つある程度)の店で食べました。味は良し、です。私はお好み焼きは広島風が好きです。

 

 その後、駅ビル内の土産物店を見て回りましたが、広島や宮島の絵はがきはあるのですが、尾道だけの絵はがきはないようでした。

 

 12:19発の芸備線に乗ります。広島郊外の路線なのに2両編成で混んでいます。辛うじて座れる、という感じでした。トンネルを抜けても広島郊外の風景です。広島平野は狭いので、広島の郊外団地は結構山間部にまで展開しています。川沿いに走りますが、ウトウトしていつの間にか川が反対の窓から見えたりします。空いてきたので席を移り、13:54三次着。

 

 乗り換えて14:14出発。しだいに雪景色になっていきます。広島でも県北は結構雪があります。雪国といってもいいくらいです。で、15:22備後落合着。何もない駅ですので15:43発のまた軽快型気動車に乗ります。案外客がいます。

 

 雪が深いし、川沿いに走るので、雪崩を警戒してかやたら徐行して走ります。実際、雪崩が来たらひとたまりもないところを走ります。でも雪崩に列車が流された、という事故、このところほとんど聞いたことがないですね。高い鉄橋なんかもありました。スキー場もありましたが、寂れた感じでした。

 

 山を越えて平地にでて、また山へ向かって・・・という繰り返しです。そうこうしているうちに夕方になり、伯備線に合流してSL撮影の名所だった布原はこのあたりだったかいな、と思っているうち、17:08(少し遅れて、というか、この旅行では全体的に数分遅れ、というのが目立った)新見着。

 

 新見からは伯備線ですし、もう暗いのでどうということもありません。17:35発の19:01庭瀬着。何か徒労感ばかりが目立った乗りつぶしでした。読んでいる方も退屈かも知れないですね。

 

 次回から沖縄行きです。