写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

04  三次から福塩線で(2002年8月4日)

 三次で1時間ほど時間があります。ここでお昼を食べることにします。三次は時刻表によって駅弁マークがあったりなかったりする駅で、あるのかないのかよくわかりません。駅に降りると、「弁当あります」の看板が目に入りましたが、売店の棚にコンビニ弁当みたいなやつと「鮎ずし」があるだけ。この鮎ずし、2100円もして、駅弁かどうかわかりません。で、どうしようかと思ったのですが、結局買うのをやめました。この三次駅の弁当は確かに駅弁といえるのかどうかかなりあやしいところです。駅弁の定義ってなんなんでしょうかね?

 

 とにかく外で食べることにしましたが、大してよさそうな店がありません。携帯電話に向かって毒づいている兄ちゃんがいたりしてどうもパッとしません。結局駅の建物と一緒になっているお好み焼き屋お好み焼きを食べました。味はまあまあでしたが、アル中らしきおっちゃんがいて、これもどうだかなあと思いました。

 

 三次16:17発の福塩線にのります。これも初乗り。途中の塩町で芸備線と分かれていよいよ福塩線。雨模様です。景色的には芸備線の延長です。この線に沿って芦田川という川が流れています。途中の駅で交換列車が来ず、10分ぐらい遅発。そのあと長いトンネルを通って終着府中に17:55分(定時だと)に着いたのですが、どうもそのとき1駅飛ばしたような気がするのです。気づかなかったのかどうか、今もって不思議です。でも終着についたときは遅れはわずか2分になっていました。

 

 府中からは電化されていて、17:57発の電車105系です。昔は70系が使われていました。小学校のとき初めて70系を見たときは青と白の湘南電車かと思ってびっくりした記憶があります。この区間は元私鉄で駅間距離が短く、チョコチョコ止まります。18:41福山着。福山で尾道や瀬戸内海の絵葉書を買おうと思ったのですが、なぜか見つからず、お預け。19:00発の快速サンライナーに乗ります。実家に行くためには岡山のひとつ前の庭瀬という駅で降りなければいけないのですが、快速は旧新快速型の117系で快適なので、そちらに乗りました。倉敷19:33で下車。19:44発の普通で庭瀬19:53。ということで到着です。