写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

12  2002年夏の旅行感想<その1>

 この回の旅行は、47都道府県中央郵便局めぐりを完結させて、さて、次はどういうテーマで、と考えながら行った旅行でした。結局、お寺めぐりに行き着きましたが、今になって読み返してみると、これまでの旅行記以上に稚拙で、お寺めぐりをするだけの鑑賞眼と教養に欠けているのが露呈しています。

 

 私はコレクション癖があるので、今度はどれだけ有名寺院を回れるか、ということを記録してコレクションにしようと考えていたのだと思います。そのため、以前団体旅行で行った奈良・京都の寺に改めて行ったものの、何の感慨も残らない、という感想だけが書いてあったりします。当時はまだ御朱印ブームでもなく、存在も知りませんでした。当時知っていたら集めたのではないかと思います。

 

 旅行記にすると、写真も撮らなかったし、一つ一つの寺院の建築や仏像の解説をするだけの力量もありません。読み返すと恥ずかしいので、掲載するのをやめようかとさえ思いましたが、ネタ切れになってしまうので掲載することにしました。

 

 掲載前に改めて調べて補足しようかとも思いましたが、当時の記録を大幅に書き加えて不自然さが増すのではないかと思ったことと、どうせネット情報をまとめるだけになるので見送りました。試行錯誤していたのだと、ご容赦いただきたいところです。ひどい旅行記でした。

 

 それでもまた、今日から2回ほど、当時書いた感想の断片をつなぎ合わせて、現時点での感想も加え、まとめておきます。

 

 餘部鉄橋について

 餘部鉄橋は、以前列車の転落事故がありましたよね。あれから風速制限が厳しくなって山陰線のネックになり、今はほとんど特急も通らない路線になってしまいました。そして、架け替えることになりました。確か高さが一番高いのは九州の高千穂鉄道の鉄橋のはずです。でもここは第三セクター化されたのでJRで今はどこが一番高い鉄橋かは知りません。

 

 <追記>架け替えられてから訪れていません。行っておいてよかったと思います。高千穂鉄道廃線になって久しいですね。

 

 東大寺大仏殿について  

 人がいない大仏殿というのに一度行ってみてもいいかもしれないと思いました。聖武天皇という人はよくわからない人ですが、でかい大仏に救いを求めたのか、独占欲か、そういったことをその場で考えさせる雰囲気は昼間の騒々しい大仏殿にはないですね。

 

 ホテルについて
 鳥取で泊まったスーパーホテルのチェーンはどこにあるのかいちいち確認しませんでしたが、まだ北海道にはないんでしょう。あと、結構あちこちで目立つチェーンにα-1というのもあります。あとドハデ女社長のアパホテル東横インも比較的安いです。サンルートとか、法華クラブが古参ですが、この辺が新興勢力でしょうか?

 

 京都で意外に安く東急ホテルに泊まることになりました。ただ、ホテルの料金はもう少しわかりやすくならないものでしょうか。こういうラッキーなこともあるかもしれませんが、最悪だと当日探して泊まるところがないかもしれませんね。

 

 <追記>当時はインターネットが出始めのころで、インターネット予約をするケースと飛び込みで泊まるケースとがありました。飛び込みの場合、値段がわからず困ることが多かったものです。今はほぼ100%ネット予約で行きます。地下鉄京都駅構内のホテル案内所はいいところを安く紹介してくれるので重宝していましたが、今でもあるのでしょうか?ホテルはこの頃から価格破壊が始まりだして、京都東急ホテルに思いがけず安く泊まれたので、この旅行での大きな思い出になっています。