10月になって右頭部に変な痛みを感じるようになり、耳鼻科に行きましたが原因不明。次の水曜日、改めて年休をとり、午後医者に行ってきました。頭皮や骨、あるいは神経系の痛みのようで、いわゆる「頭痛」の症状とは違います。耳鼻科で異状なしとのことで、今度は、皮膚科に行こうかな、と思っていたのですが、職場の人に相談したら「内科の方がいいのでは?」ということでした。
ですが都市部なので、内科もいっぱいあります。消化器科や循環器科とかいう名前を併設しているところはまず除外して、探すと、家から少し離れたところに「家庭医療クリニック」なるところがあります。もっと近い医者もあるのですが、実距離はこの前行った耳鼻科と大差ないです。ここは内科小児科の他「家庭医療科」「総合診療科」と標榜しているので、ここがいいのでは、と思って行ってみました。そういう科があるのか、と思いますし、それなら最初にそこに行けばよかったと思います。
ここはどうも近くにある大きな病院の系列の医院のようでした。行ってみると、若い大学出たてと思われるメガネ男子の医者でした。どうもこのクリニック、大病院の本院にいきなり来るのを避けるためと、若手医師の研修施設を兼ねている施設という印象でした。
かなり丁寧にあれこれ問診してくれたのですが、どうもわからない様子。 医者に「肩こりがひどいだけなのでは?」とか「髪を染めているので頭をかくことがあり、そこからばい菌が入ったのでは?」とか言う話もしたのですが、原因がわからないままでした。
「ちょっと一度外で待ってください」と言うことで待ちます。また呼ばれて行くと、こんどは白髪交じりのベテランらしき医師が一緒にいます。若手医師がわからない場合、後ろに控えているベテラン医師に相談する、ということをやっているようです。
ですが、結局ベテラン医師もよくわからず、「何かの神経系統の痛みでしょう」ということでした。また一度外に出されて、3度目に呼ばれてまた若手医師だけになり、「鎮痛剤を出します」とのことでした。
ところで若い医者があれこれ指さししたり、口を動かしたりして簡易検査的なことをやっているうち、「左の口の動きが変だ」と指摘されました。スマホで動画を撮ってみせられます。もしかしたら脳の機能に異状があるかも知れない、といわれて、本院でMRI検査を受けてください、という羽目に。
翌週水曜日MRI検査で、その次の週に結果を聞きに行く羽目になりました。この前の耳鼻科でも目的の症状と違う「鼻炎」を指摘されましたが、藪蛇です。近頃の医者は、もしかして、といろいろ検査をするのでこういうことになるのでしょう。
横の薬局で薬をもらおうとしたら、「お薬手帳」を忘れたことに気づき、後まわしに。今度はいつも行く札幌駅前の眼科へ。近くにも眼科がいくつかあるのですが、汽車賃がもったいない気がしたものの、結局いつものところにしました。右のまぶたが痛いのです。頭の痛み関連か、と思ったのですが、行ってみるとおでき、つまり「ものもらい」ができているとのこと。こんなのができたのは子供の時以来です。
治療薬といつもの目薬をもらいました。疲れたので駅前では何もせずに帰り、薬局に行くのを忘れていたことに気づき、再度家庭クリニックの横の薬局で薬をもらいました。
飲んでみると耳周りの痛みは軽減した感がありますが、頭頂部の痛みは残っています。この痛み、すごく微妙で髪の毛をそっと触ったり、風が吹いたりすると痛むのに、頭を押しても痛くないのです。職場の人に「年をとると風邪の引き始めにそんなことがありますよ」といわれましたが、そんなところなのでしょうか?
そのうち収まればいいのですが、年とともにあれこれ出てきますね。