写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

21  右頭部の謎の痛み<その3>

 10月に右頭部に変な痛みが発生していたころの話の続きです。 

 

 右頭部の痛みで医者に行ったのに、診察の際、簡易検査で医者に「左の口の開き方が変だ」と指摘されました。医者に「よだれがこぼれることありませんか?」といわれたのですが、確かにあります。「脳疾患かも知れない」と言われてびっくりしました。

 

 実はかなり以前から、発話に困るほどではありませんが、滑舌が悪くなっていることには気づいていました。就職以来、30年近くもストレスフルな状態が続き、こうなってしまったのだろう、とメンタル的な原因だと思っていたのです。

 

 診察で指摘され、家で改めて鏡を見ると、確かに左の口がうまく動いていません。うちはガン家系ではなく、だいたい脳疾患か心臓疾患で死んでいますから、用心はしておいた方がいいとは思っています。突然死できればいいですが、障害が残ったりするのが最悪です。

 

 顎関節の左右差の関係かな、と思っていたのですが、もしかしたら脳に関連があるのかも知れません。ということで思い当たる節があり、医師がいうまま、MRI検査を受けてみることにしました。まあ何ともなかったらそれはそれでいいですし。しかし頭の痛みも原因不明、口の動きも大丈夫かな、と思う一方で、変に元気なところもあり、50代の割に自分はまだ元気だなあ、と思うこともあります。一体自分が元気なのか元気でないのかわからなくってきました。

 

 でも、大丈夫だったとしても、おそらくメンタル的なことだと思います。先日仕事のストレスについて、知人に愚痴ったら、「もう早期退職した方がよいのではないか?」といわれました。むしろ何ともなく、「精神的なもの」と言われた方が、それだけメンタル的にむしばまれていると言うことになります。

 

 それよりもともとの右頭部の痛みですが、鎮痛剤が切れるとてきめんに痛みが戻ってきます。この週も水曜午後休んだのに疲労困憊、鎮痛剤を飲みつつ仕事しましたが、鎮痛剤は数時間しか効かず、きちんと1日4回飲まないとすぐ痛くなります。普通薬は持て余すものですが、この薬は処方された7日分できっちりなくなりそうなので、少しずつ飲んでいました。翌週はこの病院の本院に検査に行くだけですから診察なしです。どうしたものかと思っていました。