2016年の6月から7月にかけて、MSN天気のライブタイルで、「世界中の天気」を表示させようと狂ったバカ話の続きです。バカバカしいでしょうが、おつきあいください。
登山でも「そこに山があるから」と言って登って行く人はいるし、趣味とか道楽というのはすべてどこかそういう要素を含んでいるのでしょう。
仕事から帰ると、ストレス解消に、世界の町の名前を入力し、そこの天気を「ライブタイル」に追加してどんな町なんだろう、と妄想しながら眺めている、というのを続けていきました。時差24時間分の代表都市とサマータイム対策としてサマータイムを実施していない地域の代表都市を追加しました。
面白かったのは日本時間+4時間の時間帯は、南太平洋上、トンガのヌクアロファという町を選んだのですが、同時間帯のニウエというところのアロフィというところは日付変更線をまたいで、なんと丸1日遅れているのです。つまり日本時間―20時間なのですね。こういうのも追加しました。あとは有名な町や好きな町、時差の補足として経度10度ごとに空白地帯があれば、代表都市を選んで追加していきました。
各時差帯を表示できるようにして、今度はそのあと熱帯とか乾燥帯とかの気候区ごとにまだ表示されていない空白の気候区があれば代表都市を一つ選んで追加していきました。
高校の地理で、「ケッペンの気候区分」というのがあり、「熱帯雨林気候(Af)」とか、「砂漠気候(BS)」、「西岸海洋性気候(Cfb)」なんてのがあります。この気候帯をすべて表示させてみよう、というわけです。
砂漠気候の代表として選んだ、サウジアラビアのリヤドなんか、この時期(6月)、40度を超えている日が多いです。あと、町でなくても、世界最高気温をたたき出した地域の一つであるアメリカの「デスバレー」を表示できないかな、と思って挑戦してみました。「町」ではないので苦戦しましたが、それでも最終的には表示できました。
こんなことをして、夜な夜な現実逃避をしていました。