写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

32  便利さと出費増大は裏腹ですね…

 昨春、田舎から都市部に転勤になりました。引っ越し費用もあれこれかかりましたが、引っ越してからお金をむやみに使うようになりました

 

 先日、ちょっと計算をしたのですが、出費の異常増大に改めてびっくりしました。マンション住まいにしたので、家賃が高くなったのと、スマホを買ったので携帯代の増加は覚悟していましたが、それ以外にもここには書くのを控えますが、こんなに出費していたのか、と驚きました。

 

 転勤以来、コロナ禍ですから海外旅行など一度も行っていないのに去年より出費が多くなっています。それにしょちゅう札幌まで買い出しして汽車賃がかかっていたのに、それより出費が多いわけです。交通費は減るだろう、と思っていたのですが、札幌中心部に出る頻度が上がったので、思ったほど減っていないようです。

 

 大きな買い物は背広を買ったぐらいで、その程度は何年かに一回買いますし、バッグや靴ももうダメなのですが踏ん切りがつかず、まだ買い換えていません。家具もグダグダして買っていません。となると日々の買い物の出費がこれだけ積もっているのか、と考えざるを得ません。

 

 田舎だとスーパーが遠く、週一回行く程度だったのに、新聞を取ってないので毎朝新聞をコンビニに買いに行くのですが、このときついでに何か買ってしまうのです。

 

 また、お菓子の出費が多いと思います。近くに気に入った和菓子屋ができ、そこでは毎回2つまで、と決めていますが、週1~2回行きますので、ちりも積もれば山となっているのでしょう。それ以外にも、ついついコンビニスイーツも買ってしまいます。 

 

 今は大型スーパーがすぐ近くで、職場帰りに行きやすいので週に何度も行ってしまいます。近くにもう一軒、地元資本の小型スーパーがあり、ここは安いのですが、安いと言っても野菜が大型スーパーと同じ価格で3倍ぐらい量があるというところで、ひとり暮らしでは手が出ません。 

 

 あと整骨院と医療関係でしょうか?まあ整骨院は金がかかりましたが、3万円を超えたぐらいで通院をやめましたし、おかしいなあ、と思います。これでは老後の生活設計を見直さざるを得ないかもしれません。

 

 考えてみれば、田舎ではスーパーが遠く、スーパーとこれも800メートルほど離れているコンビニに週一回ずつ行くぐらいでした。あとは自動販売機の缶コーヒーぐらいしかお金を使いませんでした。しかも徒歩だったので袋に入れて持ち帰ることができる量に限られていました。ですから月に何度も札幌まで出て散財しても大丈夫だったのです。ですが今度は連日散財状態になっています。家計簿はつけていませんが、現金払いなのでお金のなくなり具合が今までと全然違うことにすぐ気づきます。

 

 もう少し質素倹約を心がけなければいけないようですが、そう言っているにもかかわらず、先日も小型スーパーの方に行って海鮮丼がおいしそうだったので思わず買ってしまいました。それだけ買えばいいのに、ついで買いでハムやら惣菜やら缶詰やらも買ってしまいました。この「ついで買い」がいけないのでしょうね。

 

 田舎者が都会に出て目がくらんでいるのと、田舎暮らし以前から札幌に出たら利用していた、なじみの中心部の店に行くことが多く、住んでいる周辺で用を完結させないのが出費の原因なのでしょうが、2019年~20年初めにかけて、4回海外旅行に行って数十万円使っているのに、それ以上の出費を日常生活でしているので生活が不安になってきました。

 

 仕事はダメダメなので、できるだけ早期退職したいと思うのですが、これではなあ、と思います。やはり都市部では生活費がかかります。便利さは出費と裏表の関係、ということを思い知りました。