写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

01  韓国短期留学~出発まで(2003年1月)

   今回から2003年冬に行った韓国短期留学の話です。もう18年も昔。私は語学が得意ではなく、英語はからきしダメ。韓国に興味があったので、大学の授業と市民講座で韓国語を学んでみたことがあるのですが、やはりモノになりませんでした。まあそこで、短期でも留学してみれば多少はマシになるかと思ったのです。「留学」というものに対する憧れもありましたし、一生に一回ぐらいは留学のまねごとをしてみようと思いました。
 
 ただ、社会人ですから、無理矢理日程を捻出して一週間の講座を申し込むのが精一杯でした。結果、2021年の現在もいまだに韓国語が使えません。片言のみ。ほとんど体験気分、観光気分で行ったわけですからやむを得ませんが。仕事で使うわけでも、恋人がいるわけでもなかったし、切実な事情がないと本気で勉強しないからでしょうね。
 
 それでも、記録を残してありますので今回から連載します。今回は出発まで。ホームページで安い語学学校を見つけ、一週間コースを申し込みましたが、というところからです。以下は当時書いたものをリライトしています。当時、韓国語を使うためには韓国人のメル友がいたほうがいいのかな、と思い、サイトでメル友を見つけて、何人かとやりとりしていました。では始めます。
 
 
 お金も払い、航空券も買って、行くことは行けるのですが、語学学校との連絡がうまくいっていません。最悪の場合、受講できないかもしれないです。それならそれで一週間遊んでいますけど。どうせ授業料の一番安いところにしたので、損害があっても小さいし(だからうまくいっていないともいえますが)。
 
 実はその語学学校のホームページが突然消えてなくなり、メールで連絡しても返事がなく、焦りました。仕方ないので国際電話してみました。この学校は韓国人向けの日本語学校併営なのですが、なぜかこちらの案内は残っていたので番号だけはわかりました。
 
 ちゃんと職員が出てきて営業しているとのこと。メール担当の日本人と違って韓国人が出てきました。彼はホームページが消えたことを知らず、私からの電話で初めて気づいたようでした。サーバーの不調か何かが原因のようですね。とりあえず一安心しましたが、まあ初体験ですし、今後もなんだかんだ問題が出てくるのでしょう。外国ですし。
 
 さらに韓国のメル友氏に連絡したら、病気をして休職中だとか。道理で最近メール来なかったわけです。まあ暇そうなのでお見舞いがてら彼に韓国語を教えてもらうという手もあります。禍転じて福となす、の精神で行くしかないでしょう。 
 
 ソウルは4回目ですが、とにかくどうなるかさっぱりわかりません。しかし、今までは旧市街江北地区の鍾路という町を拠点にしていたのですが、今度は新市街の江南地区を拠点にするので別の町に行く感じです。
 
 江南地区は旧市街と違って歩いてだいたい用の足せる感じではなさそうですし。ホテルも紹介されたところが小さなホテルで地図に載っておらず、これまた国際電話で確認しました。ホテルの人が偶然通りかかった日本人をつかまえて説明させていました。そのおかげでだいたいわかりましたけど。あくまでだいたいです。どうなることやらです。