滞在型の旅行だと、いつ何が起きたか記憶があいまいです。出来事と場所の記憶が一致している場合は出来事の発生順序を気にしなくても書けるのですが、今回は同じ場所にいたので、あれはいつだっけ?というのが多いわけです。でも書かなかったらますますあいまいになるので書いて行きます。
2003年1月5日(日)、6:18発。青春18きっぷがあるのでそれを利用します。何で海外に行くのに普通で行くんだか、と思いつつ・・・。山線経由の方が時間的に都合がいいのですが、雪がひどいという情報で、避けました。東室蘭8:02着の8:15発。苫小牧9:22着の9:27発。南千歳9:46着の9:58発。新千歳空港10:01着。
飛行機出発が13:50ですから4時間近くあります。室蘭線普通利用だとこうなります。食事をしたり、お土産買ったり、早めに手続きしたりしましたが、時間をもてあまします。世界の気温の表示板を見るとソウルの方がモスクワより寒くてどうなっているんだろうと思います。1時間前に出国手続きしましたが、出入国カードもなくなり、各種審査も非常に簡単です。
大韓航空KE766便13:50発。窓際ですが曇っていて外は見えません。機内食なんとなく変ですがまずくはなし。そうこうしているうちに韓国らしき海岸が見え、その後着陸。16時半過ぎか、17:00ごろ着だったでしょうか。今までの金浦空港でなくて仁川空港です。入国審査も簡単。銀行で両替、トイレ利用。空港に入るとキムチくさいかな、と思っていましたが、新しいせいか、ほとんどなし。何か韓国に来た感じがしません。
外にでてバスに乗ります。もう薄暗いです。600番バスに乗るようにとの指示でしたが、よくわかりません。きっぷ売り場の人は日本語がわからず、向こうの韓国語もわからず、とまどいます。しかし600番の乗り場が見つかりました。バスに乗って5500ウォン(0をひとつとればだいたい日本円です。つまり550円)を払いました。バスは埃にまみれています。空港リムジンぐらいきれいにすればいいのに。それと猛烈に飛ばします。怖いくらい。仁川空港は人工島上に造られたので長大な橋を渡ります。
しかし町に入ると渋滞でのろのろ運転。結局1時間半かかりました。「ホテルニューワールド」で降りるように、との指示で大丈夫かな、と思っていましたが、無事降りることが出来ました。このホテルの近くにある「ミド(美都?)ホテル」に泊まります。でもとにかく寒い。夜の見知らぬ街で小さいホテル見つかるかな、とかなり心配でしたが、ニューワールドの向かいに一発で見つかり、拍子抜け。
ホテルでオンドル部屋に入ります。部屋のきれいさはまあ安ホテルですからこんなもんかという感じ。でも寒いせいか暖房があまり効いていない感じです。テレビはケーブルテレビが入っていてやたらにチャンネル数が多い。どこが何チャンネルなんだかさっぱりわかりません。しまいにNHKまででてくる始末。
食事に出ます。ホテルのおばちゃんが地図を描いて教えてくれた24時間営業の韓国式レストランに行きます。きれいな店ですし、店頭で大釜から湯気が出ていてなかなかよさそう。入って「ソルロンタン」(雪濃湯)を所望。白濁した牛肉スープです。韓国の店では付け合せにやたら多量のキムチ類が出てくるのですが、ここは必要分だけ壺からとるシステム。水もペットボトルを持ってきて好きなだけ飲むシステム。机に「環境問題のため自分で必要分だけとってください」という趣旨のことが書いてあります。でてきたソルロンタンに塩こしょうをいれ、キムチやご飯を入れて食べます。おいしいです。満足して帰りました。
コンビニで朝鮮日報とバナナ牛乳なんかを買い、帰ります。新聞記事を読んだりしたあと、寝ました。