写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

08  韓国短期留学4日目~「体験学習」でサウナへ<その2>(2003年1月8日)

    サウナ室から外にでて休憩室で休憩。すぐ水風呂に入らないのはちょっと興ざめですが。あんまり話さなかった彼が打ち解けてきたのか、自分のことをいろいろ日本語で話し始めました。まあいきなりサウナに行きたいなどという日本人はあやしいと思ったのかもしれませんね。

 

 私はなるべく韓国語を使いたかったのですが、彼はどうやら日本語を使いたかったようです。何でも学生時代からの日本人の文通相手がいて、その人がソウル大学で日本語を教えるようになり、その関係でこの仕事につくようになったとのこと。その日本人とこの学校の関係はよくわかりませんでした。ただ、授業料振込口座は日本人女性名義になっていたのですが、どうやらこの日本人の母親の口座だったらしいです。

 

 横にマッサージ室があって、1時間35000ウォン。安いなあ、と思ってやってもらうことにしました。ですが彼の話によればこの値段は韓国でも安いとのこと。お金出すから一緒にしませんか、というと、いいです、といってさっさと出て行ってしまいました。マッサージ師のおばさんが何を言っているか教えてほしかったのに。からだの部位の単語がわかるし、マッサージはやってもらったあと、あそこが悪い、とか言ってってもらうのがいいのに・・・。言っていることはほとんどわかりませんでしたが、どうやら「からだが硬い」と言っているようなのはなんとなくわかりました。

 

 マッサージが終わると彼はもう洗い終わっていますから、私だけもう一度浴場に行って、ついでに横の「銀サウナ」だか「水晶サウナ」だかにもう一度入って出てきました。

 

 雑談しながら歩いて、駅で彼が「昼食でも一緒に出来れば良かったんですが、約束がありますので・・」ということでここでお別れ、ということになりました。

 

 実はサウナにしたのは男性の先生にも少し教えてほしかったという気持ちもあったのですが、彼は何でも自分で話をつけて結局ガイドさんをつけただけという感じになり、あまり韓国語学習の役には立ちませんでした。もっとも正式の先生でもないし、急に駆り出されて不慣れで実地学習という本来の趣旨がよくわかっていなかったのかもしれないです。まあでも彼とも結構仲良くなったし、韓国でいきなりひとりでサウナ、というわけにも行かないので良かったということになるのでしょう。