東日本大震災当時思ったことを掲載し続けています。今回はテレビやネットを見ていて思ったことと、災害救助隊をつくったらどうかなんてことを書いています。ぐうたらな私が思うのですから、やはり大変な災害だったのですね。当時も今も私は、とっさの判断が出来ず、緊急時の対応が非常に苦手で、こんな時には全く役立たずの足手まといになりますから、余計なことは考えない方が良さそうです。では当時書いた本編です。
テレビも各局同じことをやっていますが、こういう時はNHKだけ全体的な報道をして、違う局は各地域限定とか、原発専用とか、ヘリも代表取材にするとか、そういう工夫があってもいいのでは、という気がしました。
例えばテレビ東京は、東京は東京で計画停電とか、交通機関の問題があるので関東の報道に専念するとか、フジは岩手情報に専念するとか、テレビ朝日が宮城、TBSは信越、日本テレビは福島と原発、そういう具合に分担すればいいのに、と思いました。あと、お涙ちょうだい的リポートもこの段階では、いかがなものかと思いました。
ネットをあれこれ見ていたら、今日の夜8時から台湾では全放送局合同で今回の地震のチャリティーショーをやるようです。台湾のテレビを見ていたら、タレントが日本語で「がんばって」とかメッセージを言っていたりします。韓国では今のところそういう動きはないようです。地震国であるかないか、あるいは対日感情の差なのか、興味深いと思いました。
日本という国はこういう国で、考えてみれば阪神淡路大震災から16年しか経っていません。その間にも新潟・能登・鳥取なんかもあったし、他にも水害や台風もあります。ですが救助活動となるとプロに任せきりです。孤立してもサバイバル出来るかどうかわかりません。ですから老若男女含めて全国民がそこにいる余裕のある人間が救助活動や看護活動、サバイバルができるようにしておいた方がいいのかもしれません。そう考えると全国民対象の「災害救助隊」を創設し、例えば諸外国の徴兵のように10代後半ぐらいで1年程度訓練しておいた方がいいのかな、という気がしました。
そんなことをすると、自分の身に降りかかるかもしれませんが、自衛隊の本来業務は国土防衛ですし、全国民がもっと「災害のプロ」になる必要があるのではないかという気がしました。老人なら老人なりに、女性なら女性なりに、そこにいる人を自分なりに助けられるノウハウを身につけておく必要があるのではないでしょうか。私ですらそう思うのですから、もっと強硬にこういうことを主張してくる人が出てくるかもしれません。ボランティアをするにしても、技術も何もない人が結構いるはずですし、組織化するのも大変でしょう。