写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

34  久しぶりに美容室に行きましたが…

  連載ものが続きましたので、2月の末の話を今頃掲載します。

 

   最近はグダグダして夕方に札幌市内に出ることが多かったのですが、2ヶ月半ぶりの美容室と言うことで、以前田舎から通っていた時に乗っていたエアポートに乗って10時すぎに札幌駅に着きました。

 

 これもしばらく行っていなかった眼科に行ったら、かなり混んでいて時間を食いました。気晴らしにマッサージに行きたかったのですが行く時間がありませんでした。眼科もマッサージも美容室も以前からの名残りで中心部のところに行くのですが、どうだかなあ、と思い始めています。

 

 そうは言っても美容室は変えました。これまでは札幌駅のパセオの美容室だったのですが、そこで以前担当だった人のところに行くことにしました。これまでやってもらっていた美容師さんの前の担当者で、この2人が親友だったらしく、同時に退職し、今までの担当者は車に乗らないと行きにくいところの店に転職したので、その前の担当者が移った店を紹介してもらったのです。

 

 ただ、今までの店で別の担当者にやってもらおうか、それともその昔の担当者の移ったところでやってもらおうか、と相当迷って2ヶ月以上髪を切っていなかなったのでした。かなり髪が伸びて白髪も目立つようになっていましたので、もうタイムリミットだと思い、思い切ってその昔の担当者に連絡を取って予約してみました。16年ぐらい同じ美容室だったのでかなり踏ん切りが必要でした。

 

 ところが連絡すると、ホームページもなく、どうやら雑居ビルの上層階のようです。大通の地下鉄駅からビルを抜けて、その裏道にある別の古いビルでした。案内のメッセージに「看板がありませんがエレベーターに乗ってください」ということが書いてありました。その雑居ビルには何軒か美容室の案内があります。

 

 上に昇ると、店とは言えないような普通の鉄扉があります。一応、聞いた店の名前が貼ってあったので、扉を開けると一応美容室の雰囲気です。ですがかなり狭く、向かい合って鏡と椅子が4台、横に洗面台が2つ、という狭苦しい店です。あやしい雰囲気ですが、他の美容師も客もいました。おばさん客と美容師です。ちなみに私の担当者は30代前半ぐらいでしょう。とにかく、若い客が飛び込みで来るところではありません

 

 この美容師さんは上手だった、という印象があるので、腕は大丈夫だろうと思っていたのですが、店の雰囲気が微妙すぎます。はっきり言って秘密基地か隠れ家か、という感じ。こんな店では紹介以外の新規の客は絶対来ないでしょう。このビルには何軒かこういう美容室があるようです。札幌にもディープゾーンがあったのか、と思います。それでも、前の店と同様、一応ネットで雑誌が読め、「鉄道ファン」もありました。いつも通りカットとカラー、ヘッドスパをやったのですが、ヘッドスパは機械のものではなく、手でやっていました。

 

 店が微妙なのと、あと、初回割引と次回以降先行割引があるのですが、カラーチケットの回数券がないのです。どうやら、前の店でも常連さんだけに安く発行していたらしく、正規の料金ではなかったんだとか。カラー代はかなり高く、5500円とのことでした。

 

 白髪染めはもう1ヶ月半ごとでは追いつかなくなってきており、値段も高いので、どうしようかと思っています。札幌には、白髪染め専門店、と言うのがあるようで、ときどきチラシが入りますが、この値段の半額以下です。メンズ料金だともっと安いのです。白髪染めだけ頻度を増やして専門店に行こうかな、とも考えました。ただ、うまく染まっていたので高くてもこの店の方がいいかなあ、と思います。

 

 仕上がりはよかったし、髪が気になっていたのですっきりはしたものの、どうだかなあ、というところです。前のところより料金が高くなってしまったこと、それとやはり雰囲気が微妙なのがネックですね。迷ってまた数ヶ月も行かなかったらいけないので4月に再度予約しましたが、ずっと続けるかどうか、微妙な感じです。

 

 実は職場の同僚で、偶然に全く同じ美容師さんに切ってもらっていた人がいるのですが、その人の情報では、今回切ってもらった美容師さんはどうも思うところに再就職できなかったらしく、今回行った美容室はどうやら貸しスタジオ的な店で、客が予約したら出勤して仕事するらしいのです。

 

 本人には聞きませんでしたが、おそらくそういうところでしょう。これまでの客が頼り、ということになるのでしょうから、応援してやりたいな、という気持ちもありますが、私も金銭面で苦しくなっていますから、どうしたものかな、と思っています。