写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

09  非婚の当事者とエイプリルフール

 今日はエイプリルフールですね。もう10年か、それ以上前だったかも知れませんが、エイプリルフールの日、知人に「結婚します」というメールを送ったことがありました。私としては全くその気はなく、エイプリルフールのおふざけメールで、冗談で返されるものだと思っていたのですが、本気にされて祝福のメッセージを送られてしまったことがあります。慌てて翌日「昨日エイプリルフールですよ」という返信をしたのですが、余計なことをしてしまったかな、という、後味の悪い思いをしてしまいました。

 

 ことほど左様に、私にとって結婚というのは縁遠い話で、本気で結婚を考えたりしたことなど一度もありません。本気がどうとかいうより、正直なところ、漠然とでも「結婚したいな」と思ったことすらないのです。こういう人ですから、婚活の類も一切やったことがありません。

 

 ただ、いまだに「結婚しないのか?」と言われることがあり、むしろこちらが面食らってしまいます。もう、生涯未婚率の統計に入れられる年齢なのに…。

 

 なぜ、こんな人なのか、ということを語ると長くなりますし、奇人変人の類に思われかねませんから、書こうか書くまいか、ためらっています。まあ、このブログもだんだんネタ切れ化が激しくなってきたので、おいおい、そのことにも触れざるを得ないのかな、とは考えているのですが、でもなあ、というところです。

 

 ただ、少子化が叫ばれ始めた頃、自分のことと照らし合わせて、少子化と言うけれど、その正体は非婚化ではないのかなあ」と思っていました。最近はようやく少子化以前に非婚化なのだ、ということも認識されるようになってきましたね。

 

 4月1日、エイプリルフールの思い出を書こうとして、話が変な方向に行ってしまいました。これ以上書いてしまうと泥沼に陥りそうなので、今回はこれぐらいでやめておきましょう。いつか覚悟を決めてこのことを書くかも知れませんけど。