2月から3月にかけて鍋に毎日次々と具材を投入し、同じ鍋を食べていく、という「一ヶ月鍋」の実践記録です。うなぎ屋のタレ、おでん屋のダシのように、毎日調味料を継ぎ足し継ぎ足しして持たせていくつもりでしたが、2週間経って味の悪さが気になり、もうダメか、と危機を迎えました。
15日目 2月28日
ホタテ・がんもセット・鶏卵
ホタテとがんもセットの残りは前日に購入していたのですが、ここ数日味が悪くなっていたので入れるのを控えていたものです。底の沈殿物をさらって、かなり味の調整をしたので、何とか持ち直し、継続することにしました。味が悪くなっていたので、初期のように溶き卵につけて食べるようにしていたのですが、そのために買っておいた鶏卵のうち3つを鍋に投入。この段階では殻付きのまま煮て、翌日殻を取ってさらに数日煮込むことにします。
16日目 3月1日
鶏肉・マフラー・えのき
久しぶりに肉類投入。やはり肉類があった方がおいしいですね。「マフラー」とは長方形で比較的大型のさつま揚げ。北海道独特のものだそうですが、田舎のスーパーには売っておらず、今まで名前は聞いたことがあったものの、実際に見かけることはありませんでした。ですが今回、スーパーでこれを発見し、早速購入し、投入してみました。えのきは3つセットになったものが安かったのでこれを購入します。
17日目 3月2日
椎茸・菜の花・鶏肉・マフラー・タマネギ
鶏肉とマフラーは前日の残り。鍋に入りきらないので2日に分けて投入しました。味の方は改善しましたが、まだ溶き卵をつけて食べています。菜の花は鍋に投入するのはもったいないのですが、大好きなので購入してしまいました。今回は徳島産のいつもの半分の量のものがありましたので、これを購入しました。
18日目 3月3日
牛すじ串・白こんにゃく・えのき・三角揚げ・麩
牛すじ、というのは関西のおでん種らしいのですが、近頃は北海道でも売っています。前回は別のスーパーで買ったので、串刺しではありませんでしたが、今回は串にさしたものだけが売っていました。すじは数日間煮込んでから食べるのでこの日は食べません。逆にえのきはできるだけ当日中に食べます。こんにゃくは前回が黒こんにゃくだったので今回は白こんにゃくを投入。麩も早めに食べた方が良さそうです。
19日目 3月4日
マロニー・焼き豆腐・春菊・椎茸・紅白かまぼこ
味が再び安定してきました。でも溶き卵をつけて食べています。北海道のこの辺では春菊は福島産のものが多いですね。マロニーを投入。マロニーって中村玉緒が宣伝したとき「マロニーちゃん」と歌っていたので「マロニーちゃん」と表示するようになったそうです。確かに「マロニーちゃん」と表示してあります。これも東日本だけ、という話を見たことがありますが、西日本ではどうなのでしょうか?
かまぼこは通常生食するのですが、切って鍋に投入すると膨らむのですね。
愚かな挑戦を続けます。