写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

01  茶道教室に通ったときのこと

  昨年秋、長い間通っていた美容室の美容師さんが退社、ということになって、なぜか12月の最後の一ヶ月間だけ違う店で働く、ということだったので1回だけそこに行きました。その店があったビルは偶然ですが、かつて私が通っていた道教室があったところでした。もう15年も前、2006年から2007年にかけての話ですが、記録魔の私ですから、不十分ながら当時の記録が残っていました。それをリライトして連載してみたいと思います。 

 

 実はその前後の時期から、メンタルの状態があまりよくなくなっていて、医者に通っていました。基本鬱だったのですが、薬のせいか、休日に今まで思いもよらなかったことをやってみる気になったのでした。この茶道の他にも、もっと小っ恥ずかしくて、多分ブログ記事にできない、別のことまでやるようになりました。

 

 その後しばらくして「もういいでしょう」ということになって通院は終わったのですが、今考えると、旅行以外の面ではずっと消極的、内気な私が変に活動的になった時期でもありました。あれこれ手を出したので、逆に、この時期はあまり旅行に出かけていません。 

 

 私は基本的にスポーツや実技系等のことが苦手でした。ときどき発達障害ではないか、と疑うくらいです。ところがこの時期、なぜかあれこれと手を出しています。そんななかで、茶道をやる夢を見たのです。夢のお告げ、ではありませんが、夢を見たのでやってみる気になった、という経験はこのときだけです。茶道なら激しい動きもないし、技芸系統の苦手な私でも出来るのではないか、と思い、ネットを見ていたら、「茶茶くらぶ」という、ちょうど都合のよい教室が見つかったのです。ということで体験授業を申し込んでしまいました。「しまいました」というところがミソですが、それからの話は次回からにしましょう。