写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

02  お茶の体験レッスン  

 もう何でもかんでも、昔書いていたことをリライトして記事化していきます。今回から数回は、何を血迷ったか、「夢のお告げ」で茶道を習いに行った話です。2006年の11月に体験レッスンをはじめて、最初の教室は2007年夏まで行きました。これから数日の記事は、また、基本的に当時書いたものを多少直してあるだけです。でははじめます。
 
 2006年の11月、札幌の「茶茶くらぶ」というところに、なんとお茶の教室の体験レッスンを受けてきました。そして、言いくるめられて、というか、体験レッスンに行くということはやる気があったからなのですが、申し込んでしまいました。
 
 お勧めのコースが初級から中級までいっぺんにやってしまうコースで、何と授業料一括で15万円。さらにカードを作ったら入会金がタダになったり、もし途中でやめても半額くらいは戻ってくるということだったのでカードまで作ってしまいました。まねごと的なお茶会につきあったことはありますが、ちゃんとしたお茶の教室は初めてです。
 
 何で茶道なのかというと、私はスポーツが苦手で、何かと困ることが多かったのです。さりとて別の芸事的な特技らしきものもないのですから、自分でもできそうなものを一つつくっておけないだろうか、というわけです。そんな中でふと、茶道をやる夢を見て、なぜかやってみたい、とという気になったのですね。以前から気になってはいましたので、そういう夢を見たのでしょう。
 
 入会時のアンケートには「資格を取りたい」のところに○をつけておきました。初めて知ったのですが、お茶の資格というのは、「免状」ではなく、「許状」であって、「ここまで学ぶことができるという資格」なんだそうです。いきなり初級の資格の申請書を書かされました。私は多少資格マニア的なところもあるので何かとれないかなあ、と思ってしまいました。もっとも、先生に聞くと、その先生は講師の資格を取るまで10年かかったと言っていました。
 
 お茶のレッスンは早い人で半年、普通は1年半から2年でコース修了となるそうです。カードを作ったら途中でやめても半額くらい返ってくるらしいし、あれこれ思っていたらふんぎりがつかないので申し込んでしまいましたが、これからどうなるのでしょうか?
 
 「早い人は3年ぐらいで資格をとりますよ」といっていましたが、私はそんなに早くはいかないでしょう。ちなみに若い女性の講師でした。体験なのでお茶を点ててもらって一服飲むだけか、と思っていたのですが、いきなり自分でお茶を点てさせられました。いろいろしきたりを言われましたが、まだよくわかりません。覚えられるか不安ではあります。私は人の動作というものを真似するのがきわめて下手なものですから。
 
 田舎町に住む中で、やたらに札幌に行ってマッサージとか、医者とか、美容室とか、あれこれやることがいっぱいあって時間が不足気味なのですが、これでまたやることが増えてますます時間のやりくりに困ることになりそうです。