写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

03  茶道教室に通った日々<その1>

    「夢のお告げ」がきっかけで道教に通い始めた、というもう15年前も昔の話。続きです。マッサージに行った話を最初に書いていました。あれこれ変な妄想を書いていて恥ずかしいのですが、掲載します。
 
 札幌に行き、マッサージ室でマッサージをしたもらったあと鍼を打ちました。鍼の方が筋肉に直接刺激が来るのと、効果が長続きする気がするのでいいです。鍼を打ってもらっても200円しか違いません。
 
 その後例のお茶の教室です。泊まりがけで2日間、2時間ずつやりました。初日、(2006年)11月23日は、はじめがおばさん先生と初心者一人。(もう一人は若い女の人)足がしびれてそればかりが気になってしまいました。2回目が若い女の先生と男性二人。このときはもう一人に人がさっさとあぐらをかいていたので楽でした。先生もあっけらかんとした人でやりやすかったです。
 
 翌日11月24日、1回目がこの前とは違うおばさん先生。2回目が先日と同じあっけらかんとした若い女性の先生。もう4回やったわけですが、ふくさの折り方一つでもこまかい手順があって、まるで手品の世界です。訳がわかりません。お茶を入れるとき、飲むとき一挙一投足に決まり事があってふすまの開け方から、歩き方、全部決まっているのですね。
 
 やってみて思ったのですが、私は運動が苦手ですが、運動と言うより、身のこなし自体がぎこちないのです。お茶の世界も難儀だな、と思わせられます。
 
 考えてみれば、私は箸の持ち方も、えんぴつの持ち方も、変なのです。私は人がやった動作の通りまねをするのがとても下手なのですね。ですから学生時代も体育はもちろん、技術科とか、実技系が不得手でした。ですからこれは習得に相当手間がかかるな、と思わせられました。こう書くと、もう嫌になったのかと思われるでしょうが、そうではなく、結構面白がってやっています。
 
 まあ気長にやれば、変な仕草も多少直るかも知れないし、姿勢が悪いのも多少よくなるかも知れませんが、期待しないでおきましょう。それに買い物というか、札幌駅のステラプレイスをぶらぶら見る時間も減って、あわただしくなりました。
 
 しかし、大人になってからの習い事は楽しいです。お金がかかる分、やさしく教えてくれるし。学校ってどうしてああも威圧的なんでしょうね。まあそうしないと授業や生活の規律が守れないからでしょうけど。
 
 こうなったら平日も地元(当時住んでいた田舎町)でできるものを探して行ってみようかと思ったしました。お茶もはじめたばかりでお金もかかりますし、妄想の域ですけど。資格をあれこれ考えていくうちに、スポーツ系の資格はないかな、と自分の能力のなさを棚に上げて列車の中で妄想していました。
 
 すぐ思いつくのは柔道なんかの段位ですが、今さら柔道というわけにもいかないでしょうね。なんかの審判の資格なんてのもありますが、これは下手にとったらかえって困るでしょうね。まあできそうもないですし。
 
 あと、音楽系とか、妄想が広がっています。私は妄想癖があるので困ったもんですが、こういうことを考えているときが楽しいですし、このところ鬱も消えかかっている感じですのでこの調子でいけたらいいな、と思うようになりました。