写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

06  茶道教室に通った日々<その4>

   2006年から2007年にかけて「茶茶くらぶ」という茶道教に通ったときの記録をリライトして掲載しています。
 
   茶道を始めてはみたものの、レッスンを重ねてもさっぱりダメで、先生に「追加料金を払って復習のレッスンをした方がいいです」といわれてしまいました。
 
  2007年の正月明けに休みを取って札幌泊まり。田舎暮らしなので休めるときに集中受講し、4日間で5回受講したのですが、5回とも違う先生でした。例の、前回登場した若手講師の「ガブちゃん」は現れませんでした。おばさん講師が4回、体験レッスンの時現れた美人演歌歌手講師(改めてみたら演歌は演歌でも水前寺清子みたいだった)が1回でした。美人演歌歌手講師は結構指示が細かいです。この人は改めて受講してみると、ちょっと言い方が甘えん坊風というか、そんな感じです。おばさんでも細かい人、そうでない人がいます。結局、「ガブちゃん」は若いうえにあまり細かいことをいわない講師なので気が楽なのですね。
 
  こうして講師がころころ変わると、教え方もいろいろです。指摘するポイントも違ったり、表現の仕方が違っていたり、前の講師にはいわれなかったことを指摘されたりして混乱します。「ガブちゃん」のように最初は細かいことをいわないという方針(らしい)講師もいれば、最初だから変な癖がつかないようにと細かいことまで指摘する講師もいます。
 
  以前から思っていたのですが、いろいろな人にものを習うのと、一人の人についていってものを習うのとではどちらがいいんでしょうかね?私は今までいろいろな人に習うという方が好きだったのですが、茶道を始めて、初めのうちは一人の人につくほうがいいのかな、とも感じました。でも、相性の合わない人とだったらそれもきついですね。どちらがいいと思いますか?
 
 講師の批評ばかりしていますが、肝心な中身は基本のきのレベルから全然覚えていないのです。断片的にちょこちょこ覚えているだけで、全く流れがつかめていません。基本のレベルでもまだ覚えていないことがたくさんあるので、復習レッスンを受けた方がいいといわれるのでしょう。
 
 私はこういう物事の手順や手足の動かし方を人に教わったとおりやるのが非常に下手で、もう15回もやっているのにさっぱりです。スポーツの場合はこれにスピードが要求されますから、ゆっくりの茶道以上にダメなのでしょう。
 
 一つ、ここの教室がいいのは、カリキュラムがしっかり明示されているので、今とりあえず、どういう段階で、何の稽古をしているのかがわかると言うことです。それすらもなかったら迷路に迷い込んで今自分は何をやっているのかもわからなくなってしまったでしょう。
 
 お茶の教室は思いがけず男性も結構います。ただ、本来4人一組でレッスンを受講するはずなのですが、教室に行ってみると、だいたい2人というパターンが多いです。他の受講生は女性中心です。まあ女性のしたがることをやる、という傾向が私にはあるようです。もっとも、たいがいの習い事は大人向けだと女性中心ですけれど。