写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

13  語学講座を寝CDに

   数ヶ月前から、寝酒ならぬ寝CDを聞いて眠りについています。

 

    昔買うだけ買って手をつけなかったロシア語と広東語のテキストのCDです。これに昔、韓国短期留学の時使ったテキストの付属CDなどを編集して夜眠たくなるようにつけて寝るのです。

 

    当初は不眠対策として、単調な語学CDを聞いていたら眠たくなるだろう、と思って何気なく聞いていたのですが、連日聞いていると、内容も少しわかるようになってきて、妙に面白いのです。

 

 ということで、いつもの性癖がムクムクと湧き出し、先日、本屋で台湾華語と英語のCDつき語学講座を買ってきました。台湾華語は、中国の普通話との違いが気になっていたのと、台湾の天気予報を長年視聴しているのに一向にヒヤリング能力が向上しないのでもっと基礎からやらないとダメかな、と思ったのと、何より中共より台湾の方が好きですから、こちらにしました。本も数冊しかなく、適当な本がすぐ見つかりました。

 

 普通話、いわゆる普通の大陸中国語の本もいいのがあったのですが、今回は見送りました。

 

 問題は英語で、本が多すぎてどれがいいかさっぱりわからないのです。レベル的にもロシア語や広東語のような初学者向きだとすぐ飽きるだろうし、さりとてレベルが高すぎるのも困ります。他の4カ国語は20課程度ある対話文形式のテキストだったので、ほぼその体裁がいいかな、と思ったのですが、今度はそういう内容の適当な本がありません。

 

 札幌市内では大通のジュンク堂がいちばん充実しているかな、と思ったので行ったのですが、かえって迷ってしまいました。結局NHKのおとなの基礎英語海外旅行編」というのを買ったのですが、どうかなあ、と思います。

 

 実は欲張ってアイヌ語に手を出そうか、あるいはタイ語ベトナム語、フランス語は?と、また妄想が膨らんだのですが、このときは思いとどまりました。アイヌ語はかなり迷ったのですが、適当な本は一冊しかなく、しかもこの本はもうアイヌ語母語話者といえる人がほとんどいないので、日本語母語話者でアイヌ語をやっている人が音読したものだ、というので音の面白さが感じられないかな、と思ってやめました。

 

 アイヌ語母語話者は、もと参議院議員萱野茂氏あたりが最後だったのでしょう。今アイヌ語母語、となっている人はもう絶滅したのかも知れません。それでも今度はアイヌ語かなあ、という気がしています。