2001年9月11日のアメリカ同時多発テロからもう20年です。あのとき、NHKのテレビニュースで航空機がビルに突っ込むのを生中継で見ました。びっくりしたものです。私は直接の面識があるわけではありませんが、親族の知人が乗っ取られた航空機に乗っていて亡くなったらしいです。 あのとき感想を残した文が出てきましたので貼っておきます。一部修正しましたが、基本的に20年前感じていたことをそのまま載せました。今読み返すと妙なことを書いている部分もありますが、当時、衝撃を受けて、こういうことを感じていたのだなあ、と思います。以下は20年前の文です。
全くの妄想で飛行機をハイジャックして国会議事堂で開会式やっているときに突っ込んだら日本は無茶苦茶になるかな・・・と言うことを考えたことがありますが、現実にやるとは…。
ああいう攻撃の仕方には対処の仕方はないのでしょうね。決死隊ですから。いろいろ解説もでていますが、憶測の域を出ていませんね。私もこれからどういう展開をたどっていくのか見当もつきません。とんでもないことになるのか、日本にまで飛び火するかも知れないし、あるいは逆によそで戦争が起きると景気が良くなるから日本にとっては「人の不幸は蜜の味」になるかも知れません。
株価が下がる一方で、マンハッタンのパソコンを全部替えなければいけないという話もありますし。何が起きるのか、何が出来るのでしょうかね?
マルクス主義の影響か、戦争は経済で起きると思いがちですが、やっぱり違いますね。やっぱり狂信的な何かがないと今時こんなことはやりません。今までアメリカ本土が攻撃の対象になったことはなかったので、アメリカは油断していたのでしょう。
ある評論家が「21世紀型戦争」といっていましたが、ちょうどオウム事件と戦争の中間的な形態です。これからは国家より宗教や狂信的思想がらみの組織をもっとも注意してそれに備えた防衛というのを考えなければいけないのでしょう。
イスラム原理主義の犯行とマスコミは決めつけていますし、まあ私もどこの組織かまではわかりませんが、だいたいその筋だという感じを持っています。日本人はイスラムについて知らなさすぎますが、良く研究する必要もあるでしょう。
これからは、例えば、ある日「日本がイスラムに改宗しなければ東京を爆撃する」とか「悪の組織ショッカーが世界征服を狙う」なんて漫画のような荒唐無稽な話もありうる、というぐらいの備えをしておく必要があるのではないでしょうか?