昨日の記事はアイスを食べたという記事だったのですが、札幌駅までJRに乗っていきました。私の住んでいる地域は電化区間ですから、いつもなら電車に乗りますが、この日やってきた車両は「キハ201系」でした。ディーセルカー、気動車ですね。走行音も違いますが、やはり走り方が微妙に違い、変速するときなのか、ときどき「ガタン」と来るのが気動車独特であるように思いました。電車はこういう走り方をしません。
もともとこの車両は、函館線の非電化区間、倶知安までの山岳区間と、学園都市線用でした。ところが学園都市線が電化されて、主力として使用される区間が減り、札幌都市間輸送にも使用されているようです。以前倶知安まで乗ったことがありますが、当時使用されていたキハ40系に比べると格段の速さでした。ですが、ロングシートなので乗り心地は今ひとつでした。
この車両、小樽まで電車と併結して函館線の「山線」で単独運転できるように設計されており、電車と気動車の「電気協調運転」ができるという意欲作の車両でした。実際にはこのような使い方はほとんどされていないようですが、まれに「電気連結」で運転されることもあるようです。以前一度、「電気連結」されている列車に乗ったことがあります。6両連結なのですが、3両が電車、3両が気動車なのですね。内部のしつらえは電車と気動車共通の3扉ロングシート車なので、全く同じなのですが、動力が違うわけで、運転音が違います。珍しがって連結部を渡り、電車と気動車の走行音の違いを確かめて面白がったことがあります。
私のような人間は電車と気動車の違いにこだわりますが、一般人にとっては電車も気動車も同じなのでしょうね。特にこのキハ201系と電車の731系などは内部が同じなので、区別がつかないと思います。