写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

52  秋はサンマ

    春はニシン、夏は鮎かウナギ、ときて、秋はサンマですかね。このところサンマが高くなっているということで、昨年はほとんど食べなかったように思うのですが、先日、そこそこの大きさのサンマが手頃な値段で売っていたので、久しぶりに買ってみました。

 

 サンマという魚は細長い魚で、そうおなかがいっぱいになるほどの食べ応えがあるわけではありません。そこで2匹を一度に焼きました。久々に食べたので、脂ののりはこんなものだったかなあ、という感じでした。サイズは小さくもありませんが、大きくもないという感じ。でも不漁が伝えられるなか、久しぶりに食べることができて満足でした。

 

 大根おろしと豚汁に漬物、ついでに炊き込みご飯の素を買ってきて、炊き込みご飯も作りました。炊き込みご飯というものはなぜか秋に食べたくなるものです。大根があるので、煮物も作りました。

 

 鮮魚売り場というものは、大型スーパーであっても、本来の意味の「鮮魚」といえるような生魚の一匹売りはあまり置いてありません。都会に来て大型スーパーに通うになり、改めてそう感じました。日本の漁獲量が減っているのでしょう。干物や切り身、加工品は結構置いてあるのですが、北海道でもなかなか魚が獲れなくなっているのでしょうね。

 

 ウナギにイカにサンマに、と不漁のニュースばかりが聞こえてきますが、私は魚好きなので、ちょっと寂しいです。また魚がたくさん獲れるようになるといいのですが。