選挙が始まっていますが、私にとって、自民党だろうが立憲民主党だろうが、どの政党でもそうなのですが、「政党」という集団に入っている時点で「自分と違う人」であり、誰にも共感しない、というところがあるのです。
以前にも「群れない政治は可能か?」という記事を書いたことがあるのですが、私は群れることを好みませんし、一人でいることが好きです。群れるのを好んでワイワイやる人、というのは、その時点で「人種が違う」と思ってしまうのです。
政治家というのは、いわば「パリピ」の人が多いのでしょう。政治資金パーティーというのがありますが、ああいうのでワイワイやって群れたがる人、私はああいうところへは行きたいと思いません。行く機会もありませんし、何らかの事情で行くことになっても居たたまれない状況に置かれるでしょう。政治関係のパーティーに限らず、集会だとかデモだとか、そういうものに参加するというメンタリティーを持っていません。
今回、自民党総裁選で石破茂氏が出馬断念に追い込まれましたが、石破氏は「鉄オタ」「軍事オタク」「キャンディーズのファン」など、どこか「オタク」的要素を感じさせる政治家です。もちろん、集団の中でうまく立ち回ってきたからこそ現在の地位を築いたのでしょうが、政策以前にどこか「オタク」的な雰囲気を漂わせているのが総理総裁になれない一因なのではないか、と思ってしまいます。
民主主義は多数決、最終的には数の力で物事が決しますから、集団を大きくした者が勝利します。でも私は、「群れない人」「集団が嫌いな人」「ひとりでいる人」の意見を政治に反映させて欲しいなあ、と思うのです。