私は「長崎皿うどん」が妙に好きです。長崎には一度行ったきりで、そのとき中華料理店で食べました。本場で実食したのは一度きりです。あとは、大阪に行ったとき、梅田の地下街に「中央軒」とかいう長崎系中華料理店があるので、ときどき食べていました。
ただ、この「皿うどん」、パリパリに揚げてある細麺と、あんかけスープの素がセットになったものがスーパーで売られており、これを購入すれば比較的簡単に作ることができます。ご飯を炊くのが面倒なとき、忙しいときなど、ときどき作っていました。
ですが、田舎に住んでいたときは普段は売っておらず、都市部に出かけたときにスーパーで購入するか、九州フェアがあるときにまとめ買いするか、でした。ですが都市部に来てからは、いつでも購入できるようになりました。
そうなると案外購入しないもので、しばらく食べていなかったのです。ところが、先日、なぜかどうしようもなく食べたくなり、久々に皿うどんセットと材料を購入し、作ってみました。
いちばん購入することが多いのは福岡の「マルタイ」皿うどんですが、田舎のスーパーで九州フェアがあったときは長崎のメーカーのものを売っていました。今回は「マルタイ」のものを購入。
干し椎茸、黒キクラゲを水で戻し、冷凍のシーフードミックス（イカ・エビなどが入ったもの）を出します。そして豚バラ肉、キャベツ、人参を切ります。いつもは揚げかまぼこを入れるのですが、買い忘れました。今回はデパートで買った「宇部かまぼこ（蒲さし）」があったのでもったいなかったのですが、これを投入することにしました。
肉やシーフードミックスを炒め、かまぼこ、人参、キャベツも投入。ちょっと「中華あじ」を入れます。粉末のあんかけスープの素を椎茸の戻し汁で溶かし、投入します。それを混ぜて、揚げ麺の上にかければできあがり。簡単にできます。
ウスターソースをかけて食べます。パリパリの細麺と、餡に絡んでフニャッとしている部分と、2つの食感が楽しめるのがこの「皿うどん」のいいところ。この食感が好きなのです。
久々に食べて満足でした。
