写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

20  2021年、レコード大賞を見ながら感じたこと

  年の終わりにレコード大賞紅白歌合戦を見るのが私の習慣となっています。年明けですが、レコード大賞の感想を。

 

 といっても、実はこれと言った感想がないのです。夕方5時半から10時までやっていましたが、ダラダラテレビをつけているだけで、さほど真剣に見ていませんでした。昔のテレビは30分番組や1時間番組が多かったのですが、今は平日でも2時間番組などを平気でやっています。その方が制作費を抑えられるのでしょうか?

 

 今のテレビ、というのは、集中してみるものではなく、ダラダラつけておくためのものかな、と思ってしまいました。4時間半も集中してみるわけにはいきませんし、感想も散漫なものになってしまいます。

 

 普段テレビを見ないせいか、昔の曲を除くと、知っている曲が一つもありませんでした。もちろん年のせいで若い人たちの歌を知らない、ということもあるでしょうが、しかし昔なら演歌やムード歌謡といった、アダルト向け歌謡のヒット曲があって、それを子供も知っていました。1980年代の「奥飛騨慕情」とか、「氷雨」なんて、若い人がヒットさせた曲ではないですよね。そういうヒット曲もないのでしょう。

 

 古い歌のストックが膨大となり、アダルト層は新しい曲を聴く必要がないのだと思います。よく、「レコード大賞」という名前は古いといわれますが、今ではレコードどころかCDも古くなり、メディア的にはyoutubeや配信サービスがあります。中年の私も、メディア的にはyoutubeに移行しているのですが、聞く曲は古い曲ばかりで、最近は村田英雄の曲はいいな、こういう歌や歌手は最近絶滅したな、などと時代錯誤なことを思っているわけです。

 

 話をレコード大賞に戻すと、最優秀新人賞がマカロニえんぴつというグループで、最優秀歌唱賞がMISIA、大賞がDa-iCEというグループ。MISIAは紅白でもトリでしたし、オリンピックでも君が代を歌いましたから、今や日本の女性歌手を代表する存在になっているのでしょう。今年を代表する「歌」だったのか、としてはともかく、彼女が大賞でもよかったような気がします。番組内の扱いも大賞グループよりも時間を取って3曲も歌わせましたし、今年を代表する歌ではなくとも、今年を代表する歌手ではあったのかもしれません。それでも自分の世代の歌手ではないので、たいして思い入れがあるわけではないのですが。

 

 番組を見ていて、だんだん日本も先細りかな、と思ってきました。韓国のBTSが日本でも年間セールス1位だったそうですが、韓国の方が勢いがあるのでしょうね。華やかな番組なのに、ちょっとわびしくなりました。不思議ですね。昔の受賞シーンが番組内に挿入されるのですが、そちらの方がよかった、と思うせいか、時の流れを感じてしてしまうからでしょうか。

 

 自分も年をとってきたし、無理矢理続けているレコード大賞を見ると、もう時間が止まって欲しい、先に進んでほしくない、と思ってしまいます。40年ほど前のレコード大賞を再放送してもらった方がよかったような。

 

 今まではレコード大賞や紅白を義務的な気分であっても見ていたのは、今年もこれを見て何とか年を越すことができた、よかった、と思うためだったのですが、今回は、これ以上年を重ねたくないな、と思ってしまいました。