このところ北海道は大雪で、以前から通勤に困っていたのですが、今週、遂に公共交通マヒ状態に陥りました。ということで記録として記事にしておきます。
2月6日の段階でJR北海道の全面運休が決まっていたので、では私の交通手段であるバスの方はどうか、ということで運行状況を見たら、バスもほとんど全面運休です。命綱のバスが運休では、出勤しにくいので、休もうかなあ、と思ったのですが、やり残しの仕事があり、そうもいかない状況でした。
とりあえず7時に出ました。動いている便のあるバス乗り場は大行列です。一方、いつも私が乗るバス乗り場は運休なので閑散としています。
バスが動かない以上、タクシーに乗るしかないですが、これがまた来ません。数人しか並んでいないのですが、10分に1台しか来ないという感じです。なかなか来ないので、私の次に並んでいる知らないおばさんが「近くまで行きますよね。一緒に乗りませんか？」といってきます。よく考えれば、なぜ私の行き先を知っているのか不思議ですが、これまた先日のように、どこかで見られているのかもしれません。ということで相乗りすることになりましたが、タクシーはまだ来ません。
すると、いつもは車で来ているはずの同僚がタクシー乗り場に来ました。JRで通勤している家族が車で行くのでタクシーに乗ることにしたとのこと。ついでですから、「一緒に乗りませんか？」と誘います。計3人で乗ることになりましたが、なかなか来ません。結局40分待ちました。
ようやくタクシーが来て、3人で乗ります。職場の手前で知らないおばさんを降ろして、職場到着。出勤時間には間に合いました。
帰りもバスがないので、同僚の方に送ってもらいました。
どうも今冬はかなりの豪雪のようです。子供の頃、金沢の「三八豪雪（1963年）」の話を聞いて、二階から出入りしたとか、本には北陸本線が長期間不通になったとか、金沢市内の都市機能が一ヶ月間麻痺した、と書いてあったのですが、さすがに現代の北海道ではそこまでではありません。
車に乗って出勤する人は時間がかかるものの、早めに出れば、普通に出勤できているようですし、雪質の違いもあるでしょうが、さすがに二階から出入りはしていません。
ですが3日間にわたって札幌駅発着の列車が運休したのですから、大変なことです。予報によれば、しばらく雪は降らないそうですが、今後もどうなることやら、と思います。
