写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

100 顔を覚えていない昔の知人に立て続けに出会ってしまいました…

   私はこのブログでも枕詞のように「知人友人が少ない」ということを書いています。確かに友人はほとんどいないのですが、知人、というのはこちらが覚えていなくても、相手が覚えている場合があるもので、そういう人に突然再会すると気まずい思いをします。実はたった数日で3回も続けてそのようなことがありました。

 

 最初は、よく休日に気晴らしに行く場所でのことでした。なんと、そこに田舎にいたときの仕事の関係者がいたのです。私は人が少ない時間帯を見計らって行くことが多いのですが、その少ない中によりによって以前いた田舎町での仕事の関係者がいたとは。別に悪い印象のある人物ではないのですが、こちらが気づかないのに、向こうは何度か出くわしているうちに気づいたようで、名前を名乗ってきて話しかけてきた、というわけで、当惑してしまいました。名乗られると名前は思い出しましたが、正直なところ、当時と印象が違っていたので気づかなかったのです。

 

 私としては意図的に人が少ない時間帯を見計らって行っていたので、なんでこの時間帯に、しかも違う町にいたときの知人がいるんだろう、と思ってしまいます。数少ない常連に昔のこととは言え、仕事の関係者がいるとなれば、気晴らしになりにくく、どうもそこに行きにくくなってしまいます。よく通っていたところなので行き続けたいのですが、なんだか行きにくくなってしまったなあ、と、モヤモヤしてしまいました。

 

 2度目は、仕事中に出会った人でした。実は私、今、かつて勤めていたのと同じ職場に20数年ぶりに勤めているのですが、そのとき仕事上で出会った人でした。「すぐわかった」といわれましたが、こちらは全然わかりません。名前を聞いてみたのですが、覚えがありませんでした。人間違いかと思って家に帰ってから、昔の名簿類を調べて見たら、やはり20数年前の関係者でした。名前も顔もすっかり忘れていましたが、相手はなぜ20数年前のことを覚えていて、すぐ私だとわかるのか、これまた不思議に思ってモヤモヤしました。

 

 続くときは続くもので、今度はその翌々日、スーパーで挨拶されました。最初てっきり今の職場の同僚かと思って会釈したのですが、いうことが変です。「変わりませんね」とか、「今この近くにいるんですよ」というのです。

 

 よく見ると同僚ではなく、違う人です。買い物しながら誰なのか考えていたのですが、田舎にいたときの上司のような気もするし、もしかしたらその前の職場の同僚のような気もします。でもその2人とも違う気がします。結局いったい誰だったのかわかりませんでした

 

 こういうときは失礼になるかもと思うのですが、いったい誰なのか聞いた方がいいのでしょうか?また気まずい思いをしてモヤモヤしてしまいました。 

 

 知人が少ないつもりでいましたが、歳とともに、こちらが覚えていなくても、いつのまにか「知人」は増えていたのです。私は人の顔の覚えが悪いので、相手が誰かわからず、気まずい思いをしてモヤモヤするのですが、数日のうちに3回も続くとさすがにへこみます。 なんで立て続けにこういうことがおきるのかなあ、と思ってしまいました。