写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

83  「千鳥饅頭」も買ってしまいました

 昨日、福岡の千鳥饅頭総本舗の「チロリアン」が札幌でも出張販売しているという情報に接し、購入して食べてみた、という記事を掲載しました。実は精算の際、レジの横に千鳥饅頭も置いてあることに気づいたのですが、ちょっとタイミングが悪く、このときは「チロリアン」だけを購入したのでした。

 

 ところがそういうことがあると、「千鳥饅頭」が妙に気になってしまいます。そんなわけで、「チロリアン」を購入した翌日、また札幌に出る用事があったので、ついでに三越に出かけて千鳥饅頭」の方も購入してしまいました。

 

 「千鳥饅頭」は、筑豊から福岡、東京へと進出した、という出自からして「ひよ子」のライバル的な製品ですが、「ひよ子」の独特の形に比べると普通の饅頭に千鳥の形の焼き印が押してあるだけで、インパクトが薄いのです。ですからおそらく今は、「チロリアン」の方が主力商品、出張販売コーナーでも「千鳥饅頭」は片隅に置かれているだけでした。

 

 ですが、子供の頃にコマーシャルに接していましたし、また、このブログでも以前に記事にした以上、一度は食してみたかったのです。

 

 わざわざ出直して買ってはみたものの、正直なところ、よくある白餡の饅頭だろう、とあまり期待していなかったのです。でも、お抹茶を点てて食べてみると、これがなかなかの美味。白餡も甘さ控えめで悪くないのですが、皮がいい焼け方で思った以上のおいしさでした。

 

 期待していなかった分、意外なおいしさに評価が高くなってしまったのかも知れませんし、やはり和菓子はお抹茶と合わせると味が引き立つのかも知れません。

 

 以前食べた「ひよ子」よりおいしいのでは、と思ったのですが、意外感とお抹茶の効果で味が引き立ったかも知れませんので、今度は「ひよ子」を食べてみたくなりました。どこかで出張販売やらないかな、と思います。