私はバス通勤をしているのですが、今年の冬場、豪雪のため、バスが大幅に遅延して出勤時間に遅れるようになり、早朝から走っている別路線に乗って途中で降り、20分ほど歩くことになりました。
雪が融けて春になったのですが、今度は4月からの減便によって、従来乗っていた職場近くまで行くバスの第1便では出勤時間に間に合わなくなり、冬場と同じように別路線の早朝便に乗って途中で降り、冬場と同じように20分ほど歩いています。
足腰が悪くて整形外科に通うことになってしまった身なので、毎日の出勤がこたえています。
ということでバス通勤が不便になり、困っていたのですが、さらに追い打ちをかける出来事がありました。
バスの広告欄を見ていると、今まで定期券の更新をしていた定期券売場が閉鎖されることになり、遠くにある営業所まで行かなければならない、との告知が掲示されていました。
確かにこの売場、いつも閑散としていて、女性職員がひとりいて定期券を販売しているのですが、職員をひとり雇っているだけの売り上げがないのかも知れません。
ですが、ただでも不便になった、と思っている日々なのに、こんどはこれかよ、と思ってしまいます。
鉄道のローカル線廃止問題がネットニュースで話題になることがよくありますが、バスについては話題になることが比較的少ないようです。ですが同じ公共交通機関として、鉄道同様の苦境にあるのでしょう。私は今都市部に住んでいるのですが、都市部でも、このような減便や集約化が進行しており、不便になりつつあります。
公共交通機関は、決まった時間にしかやってこないし、先日このブログに不満をぶつけた「シャカシャカおやじ」のように、マナーを守れない人にイライラしたりします。逆に言えば、我々もマナーを守らなければならず、気詰まりと言えば気詰まり。そういうのが嫌な人は自家用車で通勤するのでしょうし、それが今や多数派です。
車社会になって、田舎はもちろん、都市部でも公共交通機関は経営状態が苦しいのでしょう。
定期券売場の閉鎖は半年後、とのことですが、JRの駅に委託するとか、何か工夫をしてしてもらえないかな、と思います。このようなことが続くと、ますますバス離れが加速していくでしょう。
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