写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

05  50代での早期退職を考える

  8月後半以来、なんだか連日仕事が嫌だ、早期退職したい、などと言うことを書いているわけです。まあ愚痴の類ですが、辞めたいな、というのは本音でもあります。

 

 若い頃は転職も考えていましたが、今はもう、転職は考えていません。貯蓄で年金が出るまで食っていけるか、という問題になっています。もっとも、年金が出る年齢になっても、それだけで生きていけるのか、かなり不安でもあります。

 

 私に限らず、こんなことを日々考えて仕事に通っている独身やかつてDINKSといわれた子なし夫婦の人たちは案外多いのではないでしょうか?子育てをしてないので子供の学費や生活費の心配はない、でも経済的不安そのものが全くないわけではない、という状態です。

 

 昭和の頃は「窓際族」、平成の頃は「リストラ候補」、令和の今なら「働かないおじさん」でしょうか、仕事がうまくいかず、疎まれているのを感じて居心地が悪いな、でも辞めるに辞められない、と感じている。でもお金のメドがついたら辞めようかな、その踏ん切りはどこに?、ということを模索している段階でしょう。

 

 以前サントリーの社長が「45歳定年制」と言うことを発言して炎上したことがありましたが、それで日本社会全体がやっていけるならそれでも結構だな、とは思うのです。

 

 でも少子高齢化のなかで、本当にこういう人たちが大量離職したら、日本はやっていけるのでしょうかね?先日、アメリカやフランスで「大量離職」が起きている、という記事を読みましたが、日本もそうならないとは限らない、日本の場合は、中年層、50代での離職が多くなりそうに思います。そのとき、平均年齢が50歳近いという日本社会が持ちこたえることが出来るのか、とも思います。

 

 本当に50代で早期退職してもいいのですかね?