先日函館往復をしたとき、行きは海が見える進行方向左側の窓側座席に座り、帰りは気分を変えて山側の席に座りました。
とはいえ、私は基本海側重視です。むかし大阪行きの「白鳥」に乗るときも海が見える側の席と決めて乗っていました。青森発の場合は進行方向右側、大阪発の場合も右側です。というのは、新潟駅で進行方向が変わるので、羽越本線内で海が見える側を重視するのです。そのため、信越・北陸本線内では山側になりますが、その代わり湖西線で琵琶湖が見えました。
このように、私は列車に乗るとき、どちら側の窓が景色がいいか見当をつけて乗ります。東北本線などはは左右で景色にさほどの違いはないのですが、海や川に沿った路線ではこだわりますね。
台湾に行ったときも、南廻線で海が見える進行方向右側の席にこだわり、わざわざ席を取り直したりしました。そのおかげで、景色を堪能できましたが。
海の場合、地図を見ればどちら側の席に座れば海が見えるのか、見当がつきますが、川の場合は右岸左岸どちらに沿って走るのか、さらに、途中で鉄橋を渡ることがあるのでなかなか難しいのです。また、川に沿って走る山岳路線では山も重要な景色のポイントですから、どちらに座るか、悩ましいことになります。
北海道の場合は、札幌発の場合、室蘭本線は進行方向左側、函館山線の場合は小樽までは海の見える右側が望ましいです。ただ、それ以遠は左側がいいか右側がいいか、悩ましいところです。左側に座ると塩谷の浜、ニセコの山々や川が見えますし、右側には羊蹄山が見えます。右側でも川の見える区間もあります。
石勝線・根室本線の場合は基本右側です。千歳空港の飛行機やわずかながら滝が見えるところがありますし、釧路手前では海が見えます。石北本線はやや左側がよさそう、宗谷本線も川や海が見える左側がいいですね。
ところで、鉄道に乗っているときは海が見えるとうれしいのに、船に乗っていると陸が見えたらうれしいですよね。あれは考えてみると不思議です。大海原が単調なので、アクセントになるものがあるといいのでしょうかね?
皆さんは旅行をするとき、沿線風景にこだわりますか?