都市部に引っ越してきた際、何かと出費が多くなったので、何かをやめようと思い、新聞を取るのをやめました。でも、私は活字好きですし、ネットニュースだけでは心許ないので、結局、毎日何らかの形で新聞を読んでいます。平日は職場に新聞が複数置いてありますので、余裕があるときは昼休みにこれを読んでいます。複数おいてあるので毎日というわけにはいきませんが、昼休みに、することがないときには以前にとっていた朝日新聞のほか、毎日や読売など、他紙も読んでいます。
余裕がないときや休日には、コンビニで昔取っていた朝日新聞を買っています。この記事を書いている日は、休みだったのですが、朝、新聞を買ってきました。
テレビ面を見ると、夕方のテレビで興味深い特集があり、正月以来久しぶりにテレビを視聴しました。地元のお店紹介の番組で、たまたま昼に行ったばかりの店が紹介されていました。
20年ほど前までは、毎朝新聞のテレビ欄を見て夜に見たいテレビ番組をチェックし、それを楽しみにして一日を過ごす、という生活だったのですが、20年ほど前にインターネットが登場して以来、まずテレビを見なくなり、新聞は惰性で取っていたのですが、これもやめてしまいました。ただ、当時から、現実には全く読まないという日はなく、何らかの形で読み続けています。
ネット時代といっても、現実にはネットニュースの提供先はいまだにテレビ局や新聞社である場合が多いわけです。紙の新聞を見る人は中高年ばかりになっているそうですが、新聞社のビジネスモデルが維持できないと、ニュースの提供元が先細りになってしまいます。新聞社がニュース通信社的な存在になって生き残ることができるのか、経営状態まではよくわかりませんが、何らかの形で生き残ってもらわないと我々はニュースに接することができなくなります。
そう思って休日ぐらいは応援の気持ちで紙の新聞を買っています。テレビに至ってはほとんど見なくなりましたが、これまた動画付きのニュースの提供元は、テレビ局である場合が多く、テレビも動画提供元としては生き残ってもらわないといけないな、と思います。
「マスコミ不信」ということが言われる時代ですが、それでも得体の知れないネットニュースよりもマスコミの名前がついている記事の方が相対的に信頼性があります。
私はマスコミの世界とは縁のない業界の人間ですが、それでもネットの時代のマスコミの行方が気になっています。