連休にyoutubeを見ていたら、小樽を旅行している旅系動画が出てきました。そこで大きなニシンが出てきたのですが、何ともおいしそう。ということで、「ニシン食べたい」と思ってしまいました。
ニシンというと、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?北海道でよく獲れる魚、「春告魚」というくらいで春先によく獲れる魚、というイメージがあります。
そして昔のヒット曲、北原ミレイの「石狩挽歌」の歌詞に ♪あれからニシンはどこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー♪とあって、昔は「鯡」とも書いて「魚にあらず」と言われるくらい豊漁だったのに、ある時期から全く獲れなくなった幻の魚、というイメージもありますね。
ところが全盛期の1%ぐらいとはいえ、最近少しずつ漁獲高が増えているそうです。魚といえば、イカやウナギ、ホッケ、サンマのように獲れなくなった、という話ばかりが聞こえてきますが、ブリやイワシ、そしてニシンはそこそこ獲れているんだとか。
ということで、夕方近所の小型スーパーに出かけてみると、ありました。半額になった大きなニシンが。2匹で元値298円の半額で売っていました。これはお買い得なので早速購入。
早速、塩を振って魚焼きグリルで焼きました。2匹なので1日に一匹ずつ。初日はオスの方を食べました。白子があります。翌日はメスの方。豚汁も作って一緒に食します。やはりカズノコのプチプチ感がいいですね。やはりメスの方が好きです。
ニシンという魚は、身が柔らかいので、魚焼きグリルから出すとき、慎重に皿に移さないと崩れてしまうことがあります。崩れたって食べられるのですが、それでも崩れないように気をつけて皿に移さなければいけません。
ちょっと季節外れ感がありますが、そんなにこだわることでもないでしょう。ということで、ニシンを食べた話でした。