2022年も12月を迎え、今年も一ヶ月を切りましたね。
こちらは雪景色になってしまいました。雪が降らなければいいのに、と思っていましたが、降ってしまいました。年を越して、また春になって、というのを待つことになるのですが、正直なところ、もう新しい年など来てほしくないな、という気分です。昔の歌に、矢沢永吉の「時間よ止まれ」というのがありましたが、正直なところ、そんな気分。
自分個人のことを考えても、仕事や社会のことを考えても、来年がいい年になるのか、はなはだ疑問です。来年、というより、これから先、自分はだんだん年をとってくるし、自分を取り巻く状況も、あまりいい状況になることが考えにくいのです。
私は歌や鉄道が好きですが、今年もこれ、といった印象に残るヒット曲もなく、youtubeで昔のヒット曲を見て日々を過ごすだけでした。今年一番のマイヒット曲は渡辺徹の「約束」ということになるのでしょうが、40年前の歌を聴きつつ、渡辺徹かっこいいな、と思っていたら、昨日書いたように、亡くなってしまいましたね。
鉄道も先細りで、廃止の話ばかり。時刻表を見ても、特に在来線の欄はさびしいことになっています。昔の時刻表を見ていた方が、よほど旅に出たい、この列車に乗ってみたい、と気持ちがうずきます。
そんなことを考えていると、私の人生、1965年から85年、あるいは5年延ばして1990年ぐらいまでを3回~4回繰り返して死にたかったな、と思ったりするのです。この時期が鉄道も歌も、そして世の中も一番よかったように思います。
そんなことは願っても不可能、時を止めたり、巻き戻したりすることはできません。どうあがいても、2023年はやってくるし、春もやってくるのでしょうね。